自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「どうして?」「前にも言ったけど…」というワードを、誰よりも言ってはいけない相手とは?

今日の朝、こんなツイートをしました。
『「どうして?」「前にも言ったけど…」そこから始まる会話からは新しいことは生まれないし、ポジティブな関係も生まれない。僕はよくやってしまいがち。反省…×100。次にやったら、誰か注意してください』

 

これは本当によくない…。
「どうして?」から会話をはじめると、そのあとに続くのは言い訳になってしまうし、僕にも経験がありますが、「前にも言ったけど…」と言われてしまうと、人は心に壁をつくってしまうものです。指導する立場として、気をつけたいな、と(反省です…)。

 

で、今日の本題はここじゃなく…。

 

書いておきたかったのは、この言葉は他人に対してだけでなく、「自分自身にも」言ってはいけないものだ! ということです。

 

「どうしてわたしは、また同じミスを?」「前にも同じ失敗をして、繰り返さないようにと意識していたのに…」というふうに問いかけてしまうと、ときに他人に言われるよりも、自分自身を萎縮させてしまったり、自分を信じられなくなったりしてしまう…。そう、大切なので繰り返しますが、他人に言われたときよりも衝撃が大きいことがある。でも、言っているのは自分自身なので、意外にその衝撃の大きさに気づかない。結果、無意識のうちにダメージが蓄積されて、心が疲れてしまったりする…。

 

失敗したときも、同じ失敗を繰り返したときも、悪いのは自分自身ではなく、「やり方」。意識ではなく、「やり方」が悪いだけ。そう、否定するべきは「自分」ではなく、「やり方」なのです。

 

「どうしてわたしは、また同じミスを?」と自分を責める前に、やり方に目を向けましょう。人は意識だけでなかなか変われないので、未来の自分のために、まずやり方を変えるのです。