自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「評論家」ばかりの世の中で

僕は今、さまざまなプロジェクトに参加をさせていただいていますが、その中で悶々と感じていることのひとつに、「“考え方”ばかりを語る評論家が多く、具体策が出てこない」というものがあります。いきなりキツい書き方で申し訳ありません…。

 

「最初から拒絶するのでなく、まずはやってみて、自分にとって必要か不要かを判断する」と、尊敬する松浦弥太郎さんもおっしゃっていて、僕もそのとおりだと考えているので、話題の音声SNS「Clubhouse」もはじめたりしましたが、そこでも同じように感じることが少なくありません。

 

「うん、やるべきことや考え方はわかった。で、具体的にどうするの? どうやるの?」
とにかく、そう言いたくなってしまうシーンが多いのです。

 

たとえば、職人さんたちの情報発信について、あれこれと考え方を語る人は少なくありません。
「そこを考えて、やっていくことが大事なんです!」と評論して、終わってしまう人が多い。でも大事なのは、「具体策」を出すこと。そして、動いてみること。立ち上げた経緯や思いはここでは割愛しますが、僕らは職人さんの情報発信の課題を解決する具体策のひとつとして、『Bar KO-BO』というコンテンツをリリースしました。まさに、こういうことです。

 

考え方を学ぶことも大事ですが、まずは手を動かしていくことが大事。いくつかある選択肢の中から方向性を決めていくことも大事ですが、でもやっぱり、まずは小さくても一歩踏み出してみることが大事なのです。

 

そう、最後はやるかやらないか。そこだけだと思うのです。