自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

退屈な日々を、「エンタメ化」する癖を

残念ながら今年は忘年会ができるような社会情勢ではなかったので、仕事納めの日に「全社会議」という形で全社員が集まり、締めの会議を行いました。ただ、全員を同じ場所には集められないので、札幌、鹿角、名古屋、大阪の各オフィスとはオンラインでつないで…。(来年こそは、みんなで集まりたい!)

 

僕は一応、執行役員という立場を与えられているので、決起会や忘年会等の節目節目のイベントでは、みんなの前で挨拶をします。
そこで今年は、社員のみんなからはなかなか見えづらい仕事をしていた社長や経理担当が、自粛期間中にどんな仕事をやっていて、どれだけ大変だったのかを少しだけ知ってほしくて、そして、そんな仕事を黙々とこなしてくれた感謝の気持ちを込めて、スピーチをさせてもらいました。

 

スピーチの詳しい内容はさておき…。
僕はそこで、オリジナルのコーヒーをプレゼントしました。


それはただサプライズプレゼントをあげて喜ばせたかったわけではなくて、僕が伝えたいメッセージをよりわかりやすく伝えるためでもあり、そして何よりも、スピーチって退屈になりがちなので、少しでも「エンタメ化」しようと考えて、準備をしたのです。

 

当たり前の日常に、エンターテインメントを。
退屈なことほど、エンターテインメントに。

 

新型コロナウイルスが襲ってきた2020年、たくさんの生きる楽しみが奪われました。
だからこそ、人は日常にエンターテインメントを求めるようになりました。食べるためのパンではなく、パンづくりを楽しもうと、小麦粉やバターが品薄になったことも記憶に新しいと思います。この記事を書いている今日も、新型コロナウイルスは猛威を振るっています。だからこそ2021年は今まで以上に、当たり前の日常や退屈なことをエンターテインメント化できる人が求められるようになると、僕は考えています。

 

僕はそのトレーニングの一環として、「日々をエンタメ化すること」を強く意識していて、ようやくそれが“癖”と呼べるようになり、無意識に、そして条件反射的に「エンタメ化」を考えられるようになりました。大好きな人たちをもっと喜ばせたいし、厳しい時代を生き抜き、楽しい仕事をどんどんやっていきたいので、これからもトレーニングを続けていくと思います。

 

退屈な日々を、「エンタメ化」する癖を。
そんな癖がある人が、これからの時代に求められる人だと思うのです。