自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「明日のスイッチ」は、「今日の現場」にある

記事が削除されてしまう可能性があるので、リンクは貼りませんが…。
今日、ヤフーでニュースを見ていたら、面白い記事を見つけました。まだアップされていると思いますので、ぜひ探して読んでみてください。

 

記事のタイトルは、これ。
『「我を消して自分を出す」。孤高のロケ芸人・チャンカワイがたどり着いた境地』

 

「惚れてまうやろー!」で一世を風靡したお笑い芸人のチャンカワイさん。
僕は最近、ほとんどテレビを観ないので知らなかったのですが、新型コロナウイルスが感染拡大し、テレビ番組のロケが自粛された2020年も、なんと170日以上もロケで稼働するという“ロケ芸人”として、プチ再ブレークしていたそうです(昨年は200日以上ロケに出ていたとか…すごい)。

 

記事にはビジネスマンが活かせるヒントも書いてあるので、ぜひ読んでみてほしいのですが、僕が「やっぱり、これだよなー」と全力で頷いた一節がここ。若干長い引用になってしまいますが…(怒られるかな?)。

『本音を言いたがらないのが日本人の美学だったりもしますよね。そして、職人さんはその気質が特に強い気もします。
(中略)
お刺身をいただいたら、1週間前のお寿司屋さんと同じ“熟成の味”がしたんです。そこで僕が思わず「これ、時間の技、感じますね」と言ったら、ご主人の顔が一瞬で変わって、心の扉がパカーッと開く音が聞こえました(笑)。そこから、ものすごくしゃべってくださったんです。
(中略)
またその少し後に、今度はテレビ東京さんの「開運! なんでも鑑定団」のロケに行って、全く別の場所にある大先生が作った建物を見る機会があったんです。その門構えが、明らかに(違う番組で見せてもらった)槍鉋で作ったような形だったので、これも思わず「もしかして宮大工さんをイメージされてますか」と言ったら「なぜ分かったの!?」となりまして。そう考えると、いろいろとロケに行かせてもらうことで、思いもよらぬ形でロケとロケが繋がる。それがまた深いお話をいただけることになって、次のロケにつながる。そんな、この上なくありがたいサイクルをいただいてもいます』


上っ面の知識でなく、現場で肌で感じたからこそ、相手に伝えるひと言が鋭く光り、「熱」もこもって、相手の心が開いていく。現場で聞かせてもらった深い話が、次の現場で生きてくるのです。
そう、「明日のスイッチ」は、「今日の現場」にある。もっともっと現場に出て行こう! と刺激をいただいた素敵な記事でした。