日刊「自分の仕事は、自分でつくる」

明日のヒントと、実行力の磨き方[7年間、毎日更新中!]

今日も神様に、フェイントをかけているか?

「神様に、フェイントをかける」
僕が尊敬する小山薫堂さんの著書には、よくこのフレーズが出てきます。

 

わかりやすく書くと、神様が自分に対して「どうせ、次はこういう行動をするんだろう?」と予測していると想定して、いつもと違う行動をしてみるということ。予定調和を自ら壊すことで、予想していなかったシーンと自分を出会わせて、新しい発見や気づきを得よう! ということです。

 

新しい発見や気づきを得たり、新しい情報をインプットしよう! とよく言われますが、「それができない…」という人は少なくありません。なぜなら、行動がいつもと変わらないから。そう、同じ行動をしている限り、新しいインプットを得るのは、なかなか難しい…。

 

僕は最近、出張や取材で全国を飛び回っていますが、このような情勢なので、ひとりで行動することが多かったりします。そうすると、やっぱり行動が自然と固まってしまいがちになる。でも、そこで「あえて」を使うわけです。「あえて、この移動手段を選ぶ」「あえて、あのお店には行かない」「あえて、反対側へ向かう」などなど。そうすることで、同じ行動パターンになりやすい“ひとり時間”の中で、さまざまな発見や気づきが生まれるのです。

 

もちろん、それは出張中だけではありません。企画書を書くときや、部下に何かを指導するときも、「“あえて”、いつもとアプローチを変えてみる」ことをよくしています。そうすることでやはり、気づけることが多々ある。そう、違うやり方を実験するのです。あえて。

 

よく知られている話ですが、あのイチローは首位打者を獲得しても、毎年フォームを変えていました。それは、より上の結果を目指すためであり、新しいやり方を実験することで、今までにない学びや気づきを得て、成長するためでもあるのです。

 

例に挙げた出張中の行動もそうですが、「あえて」を選ぶことで、「あーあ…、“いつもの”にしておけばよかった…」と後悔することもあります。でも、悪くなるリスクを負ってでも、よりよくなる可能性を選ぶほうが楽しいし、後者を選ばないと、勝負どころでリスクを取ろうとしても、いざというときに取れなかったりもするわけです。その準備運動も兼ねて、「あえて」を1日ひとつでも選び、動くようにしてみましょう。