自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

続けていくことを、まずは「続けていくこと」が大事

今日の記事のタイトルは少しややこしいのですが…。
何かを「続けていくこと」は“手段”であって、その先の“目的”を果たすための行動です。だから、ただ続ければいいというわけではないのですが、「何をやっても続かない…」と嘆く人に僕がオススメしたいのは、「続けていく」ことを“目的”にして、とにかく「続けてみる」こと。

 

僕は典型的な三日坊主でしたが、「続けていくことが得意」だと思われることがあります。このブログは明日で6年連続毎日更新を達成する予定ですし、コロナの自粛期間中にはじめたラジオもペースはゆっくりですが続けていて、人前に出ることが恥ずかしくない程度に体型を維持するためにはじめた腹筋も、その成果はさておき…ほぼ毎日続けています(お腹のお肉は少し落ちたかな? というレベルですが、胸筋あたりは少し締まってきたような…)。

 

なぜ、典型的な三日坊主の僕が、続けていくことができるようになったのか?
それは、「自分はどこで“手を抜けば”、続けていけるのか?」という“力加減=力の入れ方”がわかったからです。ラジオも「ノー編集」が自分のルールですし、腹筋のメニューも3分以内が上限。ラジオや腹筋においては、ここが僕の“ほどよいライン”なのです。その“ほどよいライン”を見極めることができるようになると、続けていくことが無理なくできるようになり、続けていくことで「“ほどよいライン”の上限が、自然と上がっていく」のです。

 

そう、三日坊主が“ほどよいライン”を見つけて、続けられるようになる最初の一歩が「続けていくことを目的にして、続けていくこと」なのです。

 

たとえば、僕はブログをはじめる前、続けることを慣れるために「続けていた」ことがあります。
何を続けていたかというと、会社帰りに毎日、コンビニで新聞の「夕刊」を買って、電車の中で読むということ。目的やその先の成果の設定はどは一切なし。続けていくことになれるためにはじめたことです。でも、たったこれだけのことでも、毎日続けていくことが難しくなること(電車の中での時間をつくれない状況になるなど)があるので、そこで工夫をするようになる。もっと書くと、簡単すぎることも続けていると飽きてしまうので、続けることが楽しくなるような工夫もするようにもなる。

 

こういうことの積み重ねで、続けていくための力加減がわかるようになり、無理なく続けていけるようになるわけです。さらに書くと、やめることも上手になったりする(このテーマはまた別の機会に)。なので、続けていくことができない人は、まずは続けることを目的にして、とにかくただ続けてみることをオススメします。