自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

メンバーの「沸点」を理解できるリーダーこそが、これからの時代のリーダーである

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リーダーの禅語: 並みのビジネス論より役立つ50の言葉

ラジオ番組、はじめました!
ラジオ版『自分の仕事は、自分でつくる』

今、ある企業と新しいプロジェクトを進めています(注:特定されないレベルで脚色しながら書き進めていきます…)。
もちろん、プロジェクトそのものは楽しみでしかないのですが、ただとても残念に思うのが、本当に小さな理由でリリースの時期がズレてはまたズレて…を繰り返し、結局当初のリリース予定から半年以上も遅れることになったこと。というか、この段階でも、まだリリースを取りやめる可能性すら残されているのです…。

 

企業やリーダーが意思決定できず、プロジェクトのスタートが先延ばしになるということは、プロジェクトが成功する可能性を低くします。なぜなら、その企業のプロジェクトの担当者も、僕らニッポン手仕事図鑑のメンバーも、「熱が冷める」からです。

 

そのタイミングでリリースしていたら、メンバーの温度が100℃(怒りではなく、熱量がMAXという意味)だったのに、それが3ヶ月後になれば80℃となり、翌年に持ち越せば、50℃くらいにまで下がっている。そのときはもう、ぬるい…。僕の持論ですが、プロジェクトの成功の可否は「企画の精度」よりも、「メンバーの温度」です。

 

確かに企画を詰めることも大事ですが、そこまで企画の内容が大きく変わる予定がないのであれば、スタートは早ければ早いほうがいい。リリースしてから、改善をしていけばいい。そして、もしリリースができない可能性が高いのなら、一刻でも早くプロジェクトの中止を決断して、次に向かわせたほうがいい。じわじわと温度を下げていくことは、プロジェクトに向かう温度を下げるだけでなく、その組織で働く熱すらも奪っていくからです。

 

働く人も少なくなり、マーケットが縮小する時代の経営者やリーダーは、「熱は冷めるもの」だということを、絶対に忘れてはいけないと思うのです。メンバーの「沸点(繰り返しますが、怒りではありません)」を理解できるリーダーこそが、これからの時代のリーダーなのです。僕もまだまだメンバーの「沸点」を理解できていないので、今日は自分へのメッセージも込めて…。