自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

今日は、僕の「右腕」の話をしましょうか

朝、上田市役所の方との打ち合わせのため、ホテルから上田城近くの観光会館へと向かう途中、てくてくと歩きながら、キングコングの西野亮廣さんのvoicyを聴いていました。今日の放送のタイトルは『キンコン西野の右腕』。とてもいいテーマだったので、今日は真似をさせていただきと思います。

 

僕の右腕は、弊社のクリエイティブ事業部のサブマネージャーであり、ニッポン手仕事図鑑のプランナーでもあり、スコップの副編集長でもある女性のスタッフ(以下、「花P」とします)。花Pは青森県三戸町や秋田県鹿角市でWEB人材育成講座の講師をやっていたりもして、表に出ることも多々あるのですが、いつも「自分が表に出たいと思うことは全然なくて、大牧さんや他のみんながどんどん出ていくことを、後ろから押したり、支えたいタイプ!」と言っています。

 

そんな花Pは、僕が今の会社に就職をしてから、約1年後くらいに入社をしてきました(確か…)。
そこからいくつもの仕事を共にしてきたのですが、最初はとにかくぶつかりにぶつかり…。泣きながら電話をかけてきて、僕への不満をぶちまけることも日常的にありました。今振り返ってみると、「そりゃ、不満も言いたくなるよね…」と、自分の振る舞いを反省することも多く…。

 

それはさておき、花Pは今、僕の周囲の人たちからも絶大な信頼を得ています。正直、僕が尊敬している人たちと飲むと、必ず1回は名前が出てくるほど。「前の会社にいるときは、何も知らなかった…」と言っていた花Pはなぜ、そこまで飛躍できたのか?

 

右腕に求められるのは、「“自分で”何とかする」「“自分で”答えを出す」という根性と執念を持っているか? だと僕は考えています。そう、右腕だけど、自分で考えて答えを出して、自分で何とかしようとする意地と執念がある。右腕とは決して、上司に頼れると甘える人ではなく、指示待ちのイエスマンでもないのです。 

 

花Pは、それを潜在的に持っていたのか。持っていなかったけど、自分で見つけてきたのか。それは僕もよくわかっていません…。ただ、意地と執念を持っていたからこそ、成長と飛躍ができたのは間違いない。

 

正直、そのポジションで働くことが正解か? と問われても、自信を持って、イエスとは言えない(僕が尊敬している人たちに、信頼されるメリットはあります)。

 

だけど、これだけは言えます。

 

右腕を辞書で調べてみると、「もっとも信用し、頼りにしている部下」と出てきます。
上司から「信用される人」は数多くいても、「もっとも信用される人」は…そう、たったひとり。僕もコピーライターの師匠の「右腕」のポジションを意地と執念でつかみ取りましたが、その右腕のポジションだからこそ(だけに)見える景色があって、右腕だけが楽しめるシーンもやってくる。

 

そんな景色が見てみたいと思うなら、「自分で」を意識してみるといいと思います。何のヒントになるかわかりませんが、今日は僕の右腕の話でした。ご参考までに。