自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

若さは、仕事に対する「貪欲さ」と「執念」と「サービス精神」がつくる

ニッポン手仕事図鑑では今、伝統的工芸品の商品開発のプロジェクトを、ふたつ同時進行で進めています。
そのひとつが、福岡県の伝統的工芸品に、新しい価値と可能性を見出していくというプロジェクト(まだ詳細が書けないので、ざっくりとした説明で恐縮です…)。

 

そのプロジェクトにニッポン手仕事図鑑は今回、知る人ぞ知るカリスマ、スタイリストの横瀬多美保さんと、料理家の宮澤奈々さんをパートナーに選びました。そして昨日と今日、小石原焼と博多織の工房を一緒に視察してきたのですが、僕がこの2日間で何よりも驚いたのは…。

 

おふたりが、信じられないほど「若い」ということ。

 

女性に対して、見た目や若さを語ることは好きではなく、失礼なことだと思っているのですが、でも、とにかく若い。見た目も、発想も。昨日はプロジェクトのメンバー全員で、少し遅い時間までキックオフミーティングを兼ねてお食事をさせていただいたのですが、実際に体力もある。

 

正直、僕ら40代の男性でも、体力がなく、見た目や発想が“老けている”人がまあまあ多いというのに、なぜふたりは、こんなにも若く、エネルギッシュなのか?
この2日間、おふたりと会話を重ねて確信したのは、その若さの秘訣(のひとつ)は、任された仕事を成功させてみせる! という貪欲さと執念がつくっているということ。そして、おふたりと普段からお仕事をしている方もおっしゃっていましたが、そこには一緒に仕事をする人たちを喜ばせたいという、いい意味での「サービス精神(=喜びを与えられる自分であり続けたいという想い)」がある。結局は、ここに尽きるよね、と。

 

僕はおふたりと2日間をともにして、やっぱりかっこよく年齢を重ねたいと改めて思ったし、若く、エネルギッシュでありたいと、心から素直に思いました。そのために大切にしなければならないのは、任された仕事を成功させてみせる! という貪欲さと執念、そして、関わる人を喜ばせたいというサービス精神なんだな、と。
どんなアンチエイジングの美容品やサービスよりも、「貪欲さ」と「執念」と「サービス精神」は、効果があるのかもしれません。