自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「アップデートのお知らせ」を、していますか?

パソコンやスマートフォンを日々使用していると、それこそ毎日のように、「新たに『◯◯◯機能』を追加しました」「軽微な不具合を修正しました」「サービスの安定性を向上しました」「◯◯◯強化のための機能改善を行いました」といったメッセージとともに、OSやアプリのアップデートの通知が届きます。そして、利用者は「こういうことも、アプリでできるようになったのかぁ」と“自分の頭にある情報も”アップデートして、その後も使い続けてくれるわけです。

 

察しのいい方は、今日何が書きたいのか、もうおわかりだと思います。
そう、ビジネスも同様で、アップデートしたということを、利用者(クライアントやパートナー)に発信をしていかなければならないのです。それもリアルタイムで、しっかりとわかりやすく。できれば、何度も何度も。

 

たとえば、僕らはWEBサイトや映像を制作する会社であり、『ニッポン手仕事図鑑』や『スコップ』というメディアを持ち、日々お仕事をしています。そんな中で日々新しい経験も積んで、技術も習得している。新しいメンバーや外部パートナーが増えることで、仕事の幅も広がり、レベルも上がっている。

 

でもそれは、自分たちからちゃんと“通知”をしなければ、相手は認知(=アップデート)をしてくれないのです。

 

自分の仕事を自分でつくっていくために、僕たちが本気で考えなければならないのは、自分たちをアップデートしていくことはもちろん、アップデートの情報を、どのようにして届けていくかということ。せっかくの技術を習得しても、「そんなことができるようになっていたのか…。あのとき、声をかければよかった…」と1年後に言われても、もうその技術の価値は下がっていて、仕事にならなかったりする。それはもったいない。
アップデートのお知らせは、スピードが命なのです。