自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

人生は、何回成功するかではなく、何回はい上がれるか

昨日、『子どものためのニッポン手仕事図鑑』が中学2年生の国語の教科書で紹介されることが決まった! という記事を書きました。興味がある方はぜひ、昨日の記事をご覧ください。

 

今、ニッポン手仕事図鑑は、過去で一番「波が来ている」状態にあります。
正直、大したサイズの波ではありませんが、それでも今までに経験したことのなかった仕事にチャレンジさせていただき、僕らとは比較にならない規模の企業が声をかけてきてくれて、チャンスも人とのつながりもどんどん広がっています。

 

そんな、いい波が来ているときに、僕が思うこと。

 

それは、「いい波が来るということは、必ず悪い波も来る」ということです。
どんなに成功している人でも企業でも、必ず浮き沈みがある。そこで大切なのは、ずっといい波を引き寄せようと“守りに入ってしまう(臆病になる)”ことではなく、次の波を求めて積極的に動き、もし沈んでしまったときに、どうやって踏ん張るか? ということです。

 

いい波が来ているとき、人は慎重になり、スピードも落ちてしまうものですが、どれだけ踏ん張れるか? どうやって踏ん張るか? を考えておく。そして、悪い波は必ずやってくるので、そのときが来ても、自分や他人を責めず、すぐに受け入れて、次に“必ず”やってくるいい波に目を向ける。

 

「人生は、何回成功するかじゃない。何回はい上がれるかだ」

 

僕が尊敬するキングカズこと、三浦知良選手は、いつもそんなフレーズを胸の中でリフレインしていると言います。
この言葉を覚えておくと、辛いときに背中を捺してもらえるので、僕はいい波が来ているときこそ、ふと思い出したりするのです。何回はい上がれるかだ、と。