キングコングの西野さんが以前、Voicyの番組内で「上客扱いされたければ、『良い客』を演じろ」と語られていましたが、これは今、僕がとても大事にしているテーマのひとつです。
つまり、接客している相手(=店員さん)もひとりの人間なので、接客していて気持ちがいい人には当然、質の高いサービスになる。反面、「このお客さん、ちょっと…」という態度や言動の人に対しては、どうしてもサービスの質が落ちる。当たり前です。人間ですから。
話を少し脇道にそらせますが…。
今日、僕にとっては弟みたいな存在の“ホーリー”が、夢だったお店『Chalk Trip Cafe』をオープンさせました。
今日は“我が弟”が、
— 大牧圭吾|ニッポン手仕事図鑑 編集長 (@by_waterman) September 10, 2020
新しい一歩を踏み出した日。
いろいろとあったけど、
この日を迎えられて、
本当によかった!
僕がお世話になった人との
共同経営なので、
これからが楽しみ!
お店は本厚木の商業施設、
「アツギトレリス」にあります!
お近くの方はぜひ! pic.twitter.com/2Erwwy7AN6
チョークアートはそこそこ知られてはいるものの、いろいろな作品と触れ合える機会は意外と少ないし、ついでに美味しいランチやコーヒーも楽しめるので、お近くの方はぜひ行ってみてほしいのですが…さて、話を本題に戻して。
お店に向かう途中、オープニングスタッフと休憩時間にでも食べてもらいたいな、と、オフィス近くにあるお菓子屋さんに立ち寄って、差し入れを買いました。その入り口で僕が決めた(自分に言い聞かせた)のは、「この日、一番気持ちのいいお客さんになる!」ということ。表情、質問をするときの声色、店員さんの回答に対するリアクション…とにかく、気持ちのいいお客さんになろう! と。
結果、僕が想像していた以上に気持ちのいい接客が返ってきました。“おまけ”のサービスもしていただいたり…。そう、やっぱり気持ちのいい接客を受けたければ、気持ちのいいお客さんになればいいのです。
そして、ここからがさらに大事なのですが、気持ちのいいお客さんになってみると、ただ質のいいサービスを受けられて得をするだけでなく、自分自身も気持ちがよくなり、テンションも上がる。こっちのほうが、圧倒的に大事。僕はお店に向かう途中で乗ったタクシーでも、ホーリーと会ったときも、オフィスに戻ってきたあとも、ご機嫌な自分でいられました。そう、その効果は思いのほか、長続きする。
自分がご機嫌でいたいなら、相手が接していてご機嫌な自分でいればいい。改めてそう思った1日でした。