今日の昼間、こんなツイートをしました。
でも残念ながら、
— 大牧圭吾|ニッポン手仕事図鑑 編集長 (@by_waterman) August 14, 2020
すごい人間と出会っても、
誰もがすごい人間に
なれるわけではない…。
イチローさんが
「小さいことを積み重ねるのが、
とんでもないところへ行く
ただひとつの道」
という言葉を残していますが、
すごい人間と出会う前に
自分がどう動いているかも、
大切なのかな、と。 https://t.co/usvGec6bJ2
これは決して、三浦さんを否定しているわけではなく…。
あえてリツイートしたのは、世の中から評価されている人の言葉にはすべて、“舞台裏の話”が含まれていて、それは「言語化されない(=省略されない)ことが多い」ということを、改めて書いておきたいと思ったからです。
そう、すごい人間に会えるようになるために…はもちろん、すごい人間と会ったとき、成長できるものを“吸収できる”自分であるためには、そこに至るまでのプロセスがとても大事なのです。たとえば1時間、すごい人間(そもそも、どう定義するかって話はさておき…)と話す機会をもらえたAくんとBくんがいたら、翌日から劇的に変われるAくんと、何も変わらず、「あの人と、会えたんだよー」と自慢することしかできないBくんに分かれる。そして、残酷な話ですが、多くの人はBくんに当てはまるわけです。
なぜか?
「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道」の、小さく積み重ね続けることを、省略して生きてきたからです。
すごい人間に会うことは価値があって、会いたいと思う気持ちも否定しませんが、「その前に、小さなことを積み重ねろ。話はそれからだ」を忘れてはいけないと、僕は思うのです。小さなことを、コツコツと地道に、丁寧に。