かなりぼかして書きますが…。
今日、とある“巨匠”のアウトプット(=お仕事)を拝見しました。お金を出したクライアントも満足をしているし、それだけを見たら素晴らしい仕事だと思うのですが、僕は見た瞬間、こうつぶやきました。
「あれ、これ…見たことがある…」
先に書いておきますが、盗作ではありません。
僕がまた別の場所で見たその巨匠の過去のアウトプットと、目の前で見たアウトプットがそっくりだったということ。言い換えると、巨匠は「過去の自分」のアウトプットを“盗んだ”のです。そう、だから違法性はない。
このブログの記事検索で「過去の自分 真似しない」と検索してもらうと、過去に何度か同様の記事を書いていることがわかりますが、成長が止まり、自分の限界をつくってしまう人の共通点のひとつに、「過去の自分の真似をしてしまう」があると、僕は考えています。
だから今日、巨匠のアウトプットを見たとき、僕は巨匠の「限界」を感じてしまいました。もちろん、巨匠ならではの考えがあり、巨匠ならではの変化や違いがあるのかもしれませんが、でも大事なのは、消費者や利用者がどう感じるか、だと僕は思っています。一緒にいた人が全員、見比べて同じように思ったので、僕の目がおかしかったわけではないかな、と。
それはさておき。
自分の限界をつくり、自分の成長を止めてしまう人の共通点のひとつは、間違いなく、「過去の自分の真似」をしてしまうこと。僕もたとえば、過去の自分のアイデアや企画書の書き方を真似てしまうことがある。その瞬間、過去の自分が怒り狂いながら、今の僕に強く強く言ってくるのです。
「楽をするな。今の自分を最大限に出して、過去の自分を超えていけ!」と。