自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

「仕事が遅い部下」だった僕を変えてくれた、師匠からの“たったひとつ”のアドバイス 〜仕事をスピードアップする方法〜

「仕事のスピードをアップするためには、どうすればいいのか?」
特に20代の頃はずっと、この自問自答を繰り返していました。

 

「やり方(=考え方)が悪いのではないか?」
「集中力が足りないのではないか?」
あれこれと考えて、試してはみたものの、なかなかスピードアップできず…。でも、師匠の“ある一言”をきっかけに、今までの自分とは比較にならないくらい、仕事のスピードをアップすることができ、仕事が遅い自分から卒業ができたのです。

 

「1度、白紙に戻す勇気を持つと、仕事のスピードは早くなるよ」

 

仕事の内容にもよりますが、その当時の僕のメインの仕事は、文章やキャッチコピーを書いたり、企画を考えたりする「正解のない仕事」。経費精算などの事務作業や文字校正などは「100点」の答えがある業務なので、やり方やコツを掴むことでいくらでもスピードアップできましたが、考える仕事のスピードは全然上がらなかった…。そのときに言われたのが、「1度、白紙に戻す勇気」という言葉でした。

 

たとえば、企画書。
8割くらい終えたものの、「これでいける!」という感触がない…。

 

それまでの僕は「ここまで時間をかけて考えたのだから、もったいない…」と、行こうとしていた道を、半ば強引に進もうとしていました。でも、そこで何らかのことでつまづいていたり、手応えがないということは、そう、進むべき道ではない。その道を迷いながら進もうとしたところで時間の無駄で、ゴール(らしきところ)へ到着できたとしても、そこには結果を出せる(=評価される)答えは、そこにはないのです。

 

それに気づいていた師匠はだから、僕に「仕事のスピードをアップしたいなら、白紙に戻す勇気が必要だよ」と言ってくれたのです。
そこから、僕の仕事のスピードはグンと上がりました。8割まで進んでも「違うな…」と思ったら、すぐに白紙に戻る。遠回りしているようで、実は一番の近道だったりするのです。これ、本当に大事なことです。