自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

「アイデアを出せる人」になる、たったひとつの“考え方”

昨日、インターン生たちとのオンラインミーティングの際、頑張って企画を考えてくれているメンバーのひとりから「こんなふうに(大牧さんのように)、アイデアを出せるようになりたい」と褒めて(持ち上げて)もらえたので、今日は「アイデアを出せる人」になるためのトレーニング方法と、僕が大切にしている“姿勢”について書いてみたいと思います。

 

まずはトレーニングから。
アイデアを出せる人になるために欠かせないのは、「視点を切り替えるトレーニング」です。

 

たとえば、自分がコロナ禍のホテル業界に勤めていて、集客(=売上げ確保)を任されていたとする。そこであれこれとアイデアを考えてみるものの、なかなかアイデアが出てこない…。そのとき、「ホテル」という視点でなく、飲食店や百貨店、化粧品メーカーだったらどうするだろう? と、違う業界に“置き換えて”考えてみるのです。大人と子ども、日本人と外国人、男性と女性、若い世代とシニア層、同業種と異業種…そう、自分が立っている位置と、視界に入っている消費者を強制的に切り替えることで、出てくるアイデアも変わる。このトレーニングを続けることで、パパっと視点を変えることができて、さまざまな切り口でアイデアが出せるようになります。

 

そして、視点を切り替えるトレーニングをもうひとつ。
自分の中でパッと出てきたアイデアの芽を育てていこうとしても、何となく「いつも自分は、似たようなアイデアしか出てこないな…」となってしまうことがある。そのとき、「自分と180度違う考え方の人だったら?」と、視点を切り替えてみる。これに慣れてくると、180度違う人だけでなく、自分とちょっと似ているけど、この部分の考え方が違う人…など、いろいろな人格=視点でアイデアを考えることができるようになる。これも視点を切り替える有効なトレーニングです。

 

他にもいろいろと先輩方から教えてもらい、トレーニングを積んできましたが、特に20代の頃はこのふたつのトレーニングが僕にとっては有効で、(40代になってもまだまだ修行の身ですが…)上手く視点を切り替えられるようになり、アイデアを出せるようになったと思います。
以上、オススメのトレーニング方法でした。

 

そして、最後に今日の本題。
トレーニングでなく、僕が大切にしている姿勢について。

 

以下は、作家の中谷彰宏さんの著書からの引用ですが、僕は常にこの考え方が頭の中にあります。「ボツ原稿」を「アイデア」に置き換えてみてください。そう、パッとアイデアを出して、評価されてしまった人は、その分パッと消えてしまったりするのです。だから、たくさん出しましょう! ボツになるアイデアを。

ボツ原稿をたくさん書いた人は、成功する。
ボツになったからといって、がっかりする必要はありません。
ボツは、ムダではないのです。
ボツの原稿をたくさん書いた人ほど作家になった時、
大きな成功を手に入れることができるのです。
初めて書いた作品でいきなりデビューした人は、
その1作で終わるでしょう。
デビューする前に、ボツ原稿を、10本書いた人は3年持つでしょう。
デビューする前に、ボツ原稿を、50本書いた人は、
死ぬまで続けることのできる職業作家になれるでしょう。
(中谷彰宏)