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明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「企画書を書くこと」「人前で話すこと」が苦手だった僕が、その苦手を克服できた練習方法

今でこそ、それなりにこなしていますが、僕は企画書を書くことも、人前で話をすることも、人一倍苦手でした。いや、あまりに上手くできなくて、苦手というレベルを超えて、拒絶をしていたくらいです…。その僕がなぜ、その苦手たちを克服できたのか? それは、「真似て学ぶ」を徹底したからです。

 

「学ぶ」という言葉の語源が「真似る」であるというのは有名な話ですが、成長するスピードが早い人ほど、「学ぶ=真似る」と考えます。僕が尊敬する松浦弥太郎さんも、著書の中で「生涯のお守りになるルール」のひとつとして、「真似て学ぶこと」を挙げられています。

 

でも、ただ「真似て学ぶ」と言っても、僕にはとても難しかった…。
なぜ、上手く真似ができないのだろう? なぜ、学び=成長につながらないんだろう? と悩んだことが多々あり、そのたびに原因は何か? を本気で考えました。

 

その結果、ようやく出てきた答え。

 

それは「なり切る」ということ。
たとえば、企画書を書くときも、その人の“書き方”を真似るのでなく、その人に“なりきって”企画書を書きました。
たとえば、人前で話すときも、その人の“話し方”を真似るのでなく、その人に“なりきって”プレゼンをしました。

 

やり方を真似ているときは全然成長ができなかったのですが、なりきってみると、いろいろと肌感覚でわかることがあり、「そうか! こうすればいいのか!」と学びを得られて、守破離の「守」を身に付けることができ、「破」のステージに進むことができたのです。

 

やり方を真似るのでなく、その人になりきって、思想すらも真似てみる。
参考になるかわかりませんが、それが僕の「真似て学ぶ」です。ご参考までに。