自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

チャンスを呼び寄せるために、いつも意識しておきたい「たったひとつの“副詞”」

僕は有料無料を問わず、「メルマガ」というものをほとんど購読しないのですが、無料のメルマガをひとつだけ定期購読しています。日々のちょっとした気付きを与えてくれるので、毎日届くメルマガを、週に1度、まとめ読みしていたりします。

 

そのメルマガから数日前に届いた一通に、とても興味深いことが書かれていました。

 

ざっくりと説明をすると…。
ある航空会社が皇族や国賓クラスの方々を接遇する客室乗務員の訓練制度をつくったとき、ひとりのキャビンアテンダントさんがその第一期生に選ばれたという話。

 

他のキャビンアテンダントと比べても、圧倒的に抜きん出ていたところは何もなかったので、「どうして私が選ばれたのでしょうか?」と上司に聞いてみたところ、はっきりとした理由が出てこない…。でも、さすがに何かあるだろうと突っ込んで聞いてみても、「あまりミスをしないよね」というパッとしない答えだったそう…。

 

それでは納得がいかず、さらに掘り下げて聞いてみると、「いつも笑顔だよね」という答えが…。いやいや、それは他のメンバーもそうだからと粘って聞いてみても、「いつもきちんとしているよね」という、これまたすっきりしない答えが…。さすがにここで諦めたそうですが、その後、しばらくしてこのキャビンアテンダントの方は、あることに気がついた。それは個人的にも、今後の人生に大きな影響を与える発見だったと。

 

どんな発見だったか?
上司の言葉にはいつも最初に、「いつも」が枕詞でついていたということ。

 

いつも笑顔で、いつもきちんと身だしなみを整えていて、整理整頓もできている。そして、いつもミスをしないように心がけて、工夫をしている。

 

そう、その「いつも」という“積み重ね”が、他のキャビンアテンダントとの差を生み、自分にチャンスを運んできてくれた。そんなお話でした。

 

確かに僕が信頼してお仕事を任せている人たちは、「いつも」を積み重ねている。

 

「いつも」準備を万全にしている。
「いつも」体調を万全にしている。
「いつも」周囲を思いやっている。
「いつも」情報発信をしている。

 

「たまに」は誰でもできる。でも、「いつも」は誰にでもできることではない。「いつも」をいつも心がけていると、いつもチャンスが巡ってくる人になれるかもしれません。そんなことを改めて教えてくれた、一通のメルマガでした。