自分に「チャンス」や「学び」を与えてくれるのは、誰か?
答えは当たり前ですが、『自分と“何らかの形で”つながっている人』です。見ず知らずの人が突然、自分にチャンスや有益な学びを与えてくれることはありません。つまり、人との接点を新たにつくることが、自分に新たな「チャンスや学び」をもたらしてくれるわけです。でも、新しい出会いと言われても…という人も少なくないと思います。
たとえば。
僕が個人的に会ってみたいAさんがいるとします。でも、会う手段は何も思いつかないし、Aさんとつなげてくれる知人がいるわけでもない。
さて、どうする?
こういうとき、ほとんどの人がすぐに諦めます。
でも僕は、“接点をつくってみよう”と考える。
Aさんが本を出版していたら、その本を読んで、ツイッターで感想を書いてみる。もしかすると「いいね」を押してくれるかもしれないし、コメント付きでリツイートをしてくれるかもしれない。もしかすると、フォローをしてくれるかもしれない。あるいは、ツイッターでなく、ブログに本の感想を書いてみたら、それが本人に届き、連絡をくれるかもしれません。
さらに書くと、僕はこのブログの『ラジオ番組』をやっているのですが、そこにゲストとしてオファーを出してみたら、出演してくれるかもしれない。そんなふうにAさんとの接点を考えて、行動をしていくのです。そうやって動いてみた結果として、僕は「ぜひ会ってみたいなぁ…」「1度、話をしてみたい!」という人たちと、これまで幾度となく会うことができて、のちのチャンスにつながった経験があります。
「でもさ、会えるかわからないじゃん…」
ちらっと、そんな声が聞こえてきたような気がしました…。
そう、チャンスが生まれると断言はできません。でも、接点をつくろうと動いてみないと、会いたい人には会えないし、チャンスも生まれない。これだけは断言ができます。