少し煽ったようなタイトルで、「答え」を求めて読みはじめた人には大変申し訳ないのですが…。この問いの正解は誰にもわからないし、もっと言うと、どれも正解になりうる選択肢である。これが僕の答えです。ただ、正解に“近づく”考え方はあると思っているので、今日はそれについて書いてみます。
僕はこのブログで何回か、「どの道を選ぶかよりも、選んだ道でどう生きるかのほうが圧倒的に重要」だということを書いています。つまり、選んだ道で満足できる結果を出せれば、それは正解になるし、上手くいかなければ、失敗となる。そう、選んだ道が正解だと言えるように動くしかない、という意味です。
で、話を戻して。
正解に“近づく”考え方とは何か?
個人的にはひとつの道を選び、選んだ道を全力で走ることがベストだと考えている一方で、矛盾はしますが、すべての道を選べるときは「選ぶ」という選択をします。
つまり…。
サラリーマンという立場で映像やWEB制作等のお仕事をしながら、『ニッポン手仕事図鑑』を立ち上げたり、『スコップ』を立ち上げたりしましたが、これらもすべて、ひとりのサラリーマンとして(もちろん、仲間と一緒に)つくった仕事です。僕はサラリーマンは最強だ! と言えるくらいに、環境に恵まれています。
そして、さまざまな出来事が重なり、2019年1月に法人化のチャンスが来たときは、株式会社ファストコムという会社のサラリーマンを続けながら、株式会社ニッポン手仕事図鑑の代表取締役(=経営者)としても歩みはじめました。そう、ふたつ目の道を選び、サラリーマンとは違う恩恵を受けています。ちなみに、お金ではありません…。
さらに続けると、僕は前職の頃からトレーニングを兼ねて『ココナラ』をやっていて、これによって仕事の幅も広がり、今はブログやラジオなどをやったりして、仮想フリーランス風(よくわからない表現ですが…)の活動もしています。副業ではなく、会社の看板を外し、個人で評価されるステージに立ってみるという実験ですが、サラリーマンの立場ではできないご縁に恵まれています。
結論。現時点では、すべてが最強である。
というわけで、「選んだ道でどう生きるか?」を自分に問い続けてはいますが、「選べる道がいくつかあり、進んでいけるとき」は柔軟に、同時進行で進んでいたりします。もちろん、そこには常にデメリットもありますが、選べる道がいくつもあるなら、全力で楽しく走って、その結果、最後にひとつの道に絞られるくらいでいいと、僕は考えているのです。それが正解に“近づく”、ひとつの考え方かな、と。