自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

相手に選択肢を与えすぎるのは、ただの甘えである

たとえば、何かを「提案」するとき。あるいは「提出」するとき。

 

人によっては企画やキャッチコピー、デザインの提案だったりするし、資料となる書籍やWEBの記事を集めておいて! とお願いされて提出するときもあれば、幹事になって、お店をいくつかピックアップするときなどもある。日々社会で活動をしていれば、誰にでも「提案」や「提出」をする機会があると思います。

 

そのとき、あなたはどのくらいの数の提案をするでしょうか?

 

人は「比較対象がないと意思決定ができない生き物」なので、複数の選択肢を与えてあげる必要はあります。それは正しい。でも、“相手が想像している以上の数”の提案をする人がいて、それを「相手の満足度を上げるため」だと思っている人がいますが…それは間違い。

 

相手の満足度は、逆に下がっている場合があります。

 

相手が求めている以上の数を提案することは、相手を喜ばせると見せかけて、絞り込むという作業を相手に委ねるという「ただの甘え」です。
絞り込む作業まで終えてはじめて、ビジネスマンとしての「提案」になり、「提出」となります。だって、考えてみてください。「◯◯くんの歓迎会のお店、いくつかピックアップしたので、選んでください!」と言われ、10軒のお店のURLを送られてきても…という話です。

 

ここからがさらに大事なのですが、自分の中で提案するアイデアを出して出して出しまくることは必須です。相手に3つの提案するからといって、自分が出すアイデアが3つでいいわけはなく、それでは話になりません。いくつも出して、その中で3つなら3つに、ギュッと絞り込む。これがプロです。そう、提案する数は多ければ多いほどいいというわけではないのです。

 

ちなみにその提案する数をどう見極めるか?
それは相手とのコミュニケーションの中から探っていくのです。相手の会社の社風もあれば、決定権のある人の性格もある。もちろん、自分が出すアイデアの精度によっても、その数は変動する。正解がないからこそ難しいのですが、プロとしての絞り込みの作業からは、逃げてはいけないのです。