まずは、こちらのツイートから。
Uber Eats置き配でなんか下に敷かれてるなと思ったら、配達員さんが個人的につくった「地べたに置かない」配慮だった...優しい世界...毎回この人に配達してほしい... pic.twitter.com/ss3NWbnyWv
— 広野 萌 (@hajipion) May 1, 2020
ウーバーイーツの配達員さんが、お届けする料理を地べたに置きたくないと、荷物を置くペーパー(下敷き)を独自の判断でつくったものです。素晴らしいです。
荷物を地べたに置きたくないだけなら、パパっと1枚の真っ白なペーパーを用意すればいいし、適当にきれいな紙を買ってきて置いてもいい。でもこの配達員さんは、わざわざ構成を考えて、絵を描き、文章をつづり、書いたものを(おそらくコンビニで)コピーをして使っているのです。
なぜ、ここまでできるのか?
相手が食べる料理を地べたに置きたくないという感性(=想像力)だけでも十分に素晴らしいのですが、受け取った相手の喜ぶ笑顔を想像できる感性があり、紙を用意する時間を、自分にとって楽しい時間に“変えよう”という想像力もあるから動けるのです。
そう、行動力って、「想像力」なのだと、改めて教えられました。
ビジネスの現場でも、日々の仕事に向き合うとき、“パパっと1枚の真っ白なペーパーを用意して”終わらせる人もいれば、“適当にきれいな紙を買ってきて”終わらせる人もいる。そして、この配達員さんのように、絵を描き、文章をつづる人もいる。
皆さんは、どこに当てはまるでしょうか?
アフターコロナの時代はマーケットも景気も大きく変化して、今まで仕事があった人も、仕事がなくなることが予測されます。新しい時代を迎えたとき、人が(企業が)仕事をお願いしたいと思うのは、誰か?
手間をかけない(=行動力がない)人も、お金だけで解決する(=行動力がない)人も、誰も見向きもしなくなると、僕は思うのです。