自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

視聴者が「物足りなさ」を感じるラインを目指して 〜だから僕は、職人さんを1年間密着しないし、2時間の映画を製作しようと思わない〜

今、読んでおくべき本【随時更新】


仕事。 (文春文庫)

ラジオ番組、はじめました!
ラジオ版『自分の仕事は、自分でつくる』

僕が新しく始めたラジオ番組『ラジオ版「自分の仕事は、自分でつくる」』。もう聴いていただけたでしょうか。
スタートから魅力的なゲストの方々にご出演いただいているので、stand.fmのアプリ内でも「おすすめチャンネル」として紹介されていたりします(そうです、自慢です)。

 

そんな魅力的なゲストが出ているので、「15分だと少し短いから、もっと番組の尺を長くしてもいいんじゃない?」という声もちらほらいただきますが、いや、短いくらいがちょうどいいのです。

 

なぜか?
それは、視聴者が「物足りなさ」を感じるからです。

 

物足りなさを感じると、「今回のゲストの方は、他にどんなメッセージを発信しているんだろう?」「どんな活動をしているんだろう?」と、視聴者がSNSで探したりする。そして興味を持ち、つながって、ゲストの方に新しいチャンスが訪れるかもしれない。これがその番組の狙いなのです。もちろん、つながるきっかけになった僕にも何か新しいチャンスが回ってくるかもしれないと、そんな期待も抱いていたりします。

 

これは『ニッポン手仕事図鑑』の映像も同じ(GW中、5日連続で新作を公開中!)。
もし、僕が大きな予算を預かり、「1年間かけて職人さんに密着をして、2時間の映像をつくってもいいよ!」と言われても、すぐに「はい」とは言えない。

 

なぜなら、職人さんに興味を持ってもらい、産地に足を運んでもらったり、商品を買ってもらったり、後継者になってもらうことを目指すニッポン手仕事図鑑としては、映像を観て満足してしまい、視聴者が次の行動をしない…というのは、ある意味で“失敗”だからです。さらに書いておくと、1人の職人さんを1年かけて追うなら、10人の職人さんにフォーカスしたいという思いもあります。

 

まとめると…。
興味を持つところまで情報発信をして、物足りないところで止めることで、視聴者は次の行動を起こす。僕はこのラインを大事にしています。言うは易しで、とても難しいのですが、でも、追い求めていきたいと思います。

 

「じゃ、もし映画の話も来たとしても、やらないんだね?」という声が、聞こえてきたような気がしたので、最後に答えておくと…それはやります(笑)。
もちろん、職人さんにメリットがなければやりませんが、目的が変われば、手段も変わる。あくまで、産地に足を運んでもらったり、商品を買ってもらったり、後継者になってもらうことを目指す手段として、映画を選ばないというだけです。
なので、映画の話も、お待ちしております!