自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

これからの時代を生き抜くために、僕が捨てた「“ふたつ”のNGワード」

昨日の記事でも書きましたが、昨日で毎日連続更新2000日目を迎え、今日からまた、2001日目の新しい章がはじまります。『自分の仕事は、自分でつくる』というブランドでも何か新しいことを仕掛けていきたいと思いますので、『ニッポン手仕事図鑑』だけでなく、こちらもよろしくお願いします。

 

それはさておき、「新しい章」と言えば、猛威を振るう新型コロナウイルスがひとつの時代を終わらせて、新しい時代の幕開けを告げました。そう、今までの常識は崩れ、今までの経験や知識が役に立たなくなる時代のはじまりです。

 

そんな時代を、どう生き残っていくのか?
今までの自分と、何を変えなければいけないのか?
僕はある言葉を完全に捨てようと考えています。

 

それは、「追う」と「読む」。

 

今まではニーズを追ったり、流れを読むことで、何とかビジネスを成立させることができた時代でした。ただこれからは、全員が「オンライン」という“ひとつのリング”で、バトルロイヤルで戦っていかなければならない時代なのです(豆知識:バトルロイヤル(Battle Royal)は、「プロレス」などで見られる試合形式のひとつで、バトルロ“ワ”イヤルではないのです。僕はつい先ほど知りました)。追ったり、読んでいては、遅すぎるし、あっという間に強者のすべてを持っていかれてしまう…。

 

たとえば、リアルで稼げなくなったからと、YouTubeで稼ごうとしている人がいますが、すでに収益性も落ち、稼ぐことが難しいレッドオーシャンになっていて、逆にYouTuberたちは次のステージを考えている。そう、(YouTuber的に稼ぐという意味では)もう遅い。こんな感じで、誰かがやっていることを追っても、この先のマーケットやニーズを読もうとしても、まったく意味がないのです。

 

では、どうするか?
僕は「つくる」しかないと思います。ニーズやマーケットをつくり、誰かが真似したくなることを、つくる。3Mの社是ではありませんが、「試してみよう、なるべく早く」というスタンスで、とにかく素早く試し、マーケットやニーズをつくるしかない。

 

今まで『ニッポン手仕事図鑑』や『スコップ』というメディアをはじめ、さまざまなプロジェクトをこの考え方で進めてきましたが、コロナウイルスが強制的に幕開けを告げた新時代では、「追う」と「読む」を捨てて、動くしかない。「試してみよう、なるべく早く」を強く意識しながら、僕は生き抜いていきたいと考えています。