自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「2冊の本を、交互に読んでいく」という脳トレ

今日は、2週間前に在宅勤務がはじまってから、僕が取り入れてみた「読書法」をご紹介します。

 

まずは自分が感覚的に(根拠がなくてOK!)「読んでいるときの“脳の使い方”が違うなぁ」と感じる2冊の本と、1冊のノートを用意します。今、僕が読んでいる「2冊」を例に挙げると、『異端のすすめ(橋下徹 著)』と『問題解決ラボ(佐藤オオキ 著)』。ほら、読んでいるときに動かす脳が違う感じがしませんか? そう、繰り返しますが、個人的な“感じ”でOK。

 

で、すぐにペンを走らせられるようにノートを開いた状態にしながら、ひとつの『項』ごとに、交互に読んでいく。つまり、以下が目次になりますが…。

 

『異端のすすめ』
 第1章 突き抜けるには、リスクを取れ
  すべての仕事は「表裏一体性」で考える【1】
  強みの掛け算で「自分にしかない価値」を手にする【2】

 

『問題解決ラボ』
 第1章 デザイン目線で考えると、正しい「問い」が見えてくる
  本当の課題は、相手の話の「ウラ」にある【3】
  必要なのは、「半歩」前に出る感覚【4】

 

とあるので、【1】【3】【2】【4】の順番で読んでいき、共感できること、違和感を感じたこと、改めて深く掘り下げて考えてみたいことなどをメモしながら読み進めていくのです。

 

交互に読み進めていくことで、脳を切り替えるトレーニングになるし(プレゼンや会議のときのアドリブ力が鍛えられるような気がしています)、2冊の本から得られる情報が脳内でシャッフルされて、新しい発想が生まれてきたりもする。

 

この読み方が脳医学や科学の面から正しいと言えるかどうかはわかりませんが、これも新しい実験のひとつ。試して、気づいたことが、スキルアップや成長につながることもあれば、自分の経験=財産になっていくこともある。そう信じて、日々新しい実験やトレーニングを繰り返しているのです。


異端のすすめ 強みを武器にする生き方


問題解決ラボ――「あったらいいな」をかたちにする「ひらめき」の技術