「凡人は危機が原動力。賢者は希望が原動力」
アップル社の創業者、スティーブ・ジョブズの言葉です。
今、「世界恐慌以来の不景気になる」と言われている状況の中で、日本全国の企業や個人の多くは、「この危機をどう乗り越えていくべきか?」を必死になって考え、対策を練っているところだと思います。僕らの会社も例に漏れず、生き残りをかけて、今やれることを必死に考え、(外出自粛をしながら)動いています。
そう、今は日本全国、危機感が原動力になってしまっている…。
でも、冒頭のスティーブ・ジョブズの言葉を借りると、それは“凡人”だということになる。「賢者=コロナ終息後に生き残れる人」になるには、危機感でなく、とても難しい状況ではありますが、「希望を原動力に」しなければならない。
僕も今日、勉強と情報収集をしながら、自分のビジネスの“次の一手”について考えていましたが、「この危機的状況をどう乗り切ろう?」と考えて出てくることと、「コロナ終息後、どんな世の中になるといいだろう?」と考えるのでは、頭の中に浮かんでくるアイデアは違うし、思考回路もまったく違いました。
綺麗事でなく、この危機をまずは乗り越えなければならない。まずは自分の命も、そして家族や仲間の命も、そして会社も残さなければならない。それはまさに、危機でしかないのですが、それでもやっぱり、最後は希望を原動力にしていかないと、生き残っていくための思考や行動につながらないと、僕は思っています。
希望を語ることが難しい状況だからこそ、あえて希望を語ってみる。
頑張りましょう!