自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

新社会人が「教えたくなる人」になるための、基本中の基本

「緊急事態宣言は出されるのか…」という不安定な状況の中で、最初の一歩目を踏み出した新社会人の皆さん。
ただでさえ、新社会人になった1ヶ月目は(いや、半年くらいまでは)不安も大きいものなのに、この状況下では心労が絶えないと思います。周りの上司や先輩を頼りつつ、時に甘えつつ、何とか乗り越えてください。

 

で、今日のお話。

 

同じ環境で働いていても、スタートダッシュに成功して成長できる人と、そうでない人は当然います。これは性格や気質によるものも大きく、瞬発的に成長できる人もいれば、スロースターターだけど、あとからグイグイと加速して伸びていく人もいるので、そんなに焦らないでも大丈夫です。

 

でも、スタートダッシュタイプ、スロースタータータイプを問わず、着実に成長していくことができる人には“共通点”があります。それは、「教えたくなる人」であるという共通点。

 

「教えたくなる人」とは、わかりやすく書くと上司や先輩から入ってくる情報量が多く、情報の密度も濃い人。上司や先輩も人なので、教える立場だったとしても、みんなに平等に情報を出す(出せる)わけではありません。教えたくない人にはそこそこに、教えたくなる人にはできる限りの情報を与える。そう、だから「教えたくなる人」になれば、成長のスピードは一気に加速するのです。

 

では、どうすれば「教えたくなる人」になれるのか? 今日はふたつの“基本中の基本”を書いておきます。

 

・どんな小さなことでも、素直に行動に移す。
・行動したら、教えてくれた人に結果を報告する。

 

これです。
そう書くと簡単ですが、できない人は多い。事実、30代でも(だからこそでもありますが…)このふたつができずに、成長がストップしてしまう人は本当に多いです。成長していかないと、当然結果は出ないし、仕事も全然楽しくなりません。だから、みんな成長をしたいわけですが、自分ひとりで成長していくことは難しい。であれば、「教えたくなる人」になってしまうほうがいい。その基本が、先ほど紹介したふたつです。

 

新社会人の皆さん、ぜひ実践してみてください。そして、伸び悩み、仕事が楽しくならない30代、40代の人も意識してみましょう。3ヶ月やれば、きっと見えてくる景色が変わってきますから。