今日のブログの更新がいつもより遅めだったのは(まあ、よくあることですが…)、コロナウイルスに関する対応…も少しはあったのですが、この1冊を読むのに夢中になっていたからでした。
カズのまま死にたい
僕がTURNSの堀口さんと新たにはじめるラジオ番組(note等による音声配信で、すでに6回分収録済み)でもちょいちょい語っていますが、生き方において、僕がもっとも憧れているのが、三浦知良さん。20代の頃からの習慣のようなものなのですが、自分の心に元気がないときは、カズさんのビデオや録画しておいたテレビ番組を観たり、書籍を読んだりして、自分を奮い立たせてきました。まさに、カンフル剤。
今日読みはじめたこの書籍のプロローグには、こんなことが書かれていました。
『そう言われてみれば、かつての日本代表のトレーナーにもあきれ気味に言われたものね。「カズさんは、『やらないと気が済まない症候群』です」(中略)サッカーでも勉強でも夜のカラオケでも、全力でやるからこそ、何事も楽しいと思うんだ。中途半端にはせず、やりきる。いつでも、頑張れる。どんな状況にも、左右されずにやれる。たとえ雨が降っても、雪が降っても、悔しいベンチ外が続いても。常に「やるぞ」という気持ちを保てていられるのは、どんなときも「やりきってきた」からこそ、それが習慣として身についているからだと思う』
延々と写経をしてしまいそうなので、このあたりで止めて…。
そう、全力でやるからこそ、何事も楽しくなるし、全力でやってきたからこそ、どんな状況のときも「やるぞ」という気持ちを保てる。「カズは大好きなサッカーが仕事だから…。俺はそこまで自分の仕事が好きじゃない…」という声も聞こえてきそうですが、「仕事がつまらない」と嘆いている人は、まずは1度、全力でやってみること。それも、仕事だけじゃなく、趣味も遊びも全力で。その繰り返しこそが、仕事を楽しめる自分を、そしていつでも頑張れる自分をつくってくれるのだと思うのです。
カズさんの言葉は、シンプルだけど、強い。つまり、言葉が本物なのだと思います。少し弱っていたのですが、久々にカズさんに励まされました。明日からもう1度、全力で走りたいと思います。全力でやるからこそ、何事も楽しくなるのだから。