自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

名著と呼ばれる本を読んでも“ライバルに勝てない”とき、どうすればいいか?

「常識的なことをしても獲れなかったのなら、非常識なことの延長線上にしか、金メダルはないのではないかと考えていました」
これは、シドニーオリンピックのマラソンで金メダルを獲得された、高橋尚子さんの言葉です。

 

マラソンに限らず、現代のスポーツは科学の力を駆使しているので、日々どのようなトレーニングを積み、どのように体をケアし、どのようなフォームで走ればいいか(あるいはどのような靴を履けばいいかまでも)すべてが科学的に分析、実証されていたりします。

 

だから、「常識的なこと」から外れようとするのは、意外と難しい。

 

でも、です。
その常識的なことは、ライバルたちも同様にやっていることだったりする。だから、同じことをやっても勝てなかったら、「非常識」と呼ばれてもライバルたちと違う行動を選択するしかない。高橋尚子さんが言うように、その延長線上にしか、勝利はないからです。

 

これは、今を生きるビジネスパーソンも同じ。
書籍やYouTube、noteやvoicyでインプットすればするほどに、スキルアップするための「常識的(セオリー的)なやり方」が見えてきたりする。しかし、「これだ!」と確信して実践しても、その多くがライバルたちに負けていく。そう、みんな“同じこと”をしているからです。名著と呼ばれるベストセラー本を読んでもライバルたちに勝てないのなら、そのベストセラーの逆を行く選択を、凡人はしなければならない。

 

ビジネスは勝ち負けではありません。
ただ、楽しい仕事、自分がやりたい仕事にチャレンジできる人と、できない人に分かれる。それをあえて“勝ち負け”とするなら、勝ちたいと思う人は決して少なくないと思います。そのために心に刻んでおきたいのは、「常識的な努力をしても勝てなかったのなら、非常識なことの延長線上にしか、勝つ可能性は生まれない」ということです。