自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

過去の自分に依存しない生き方 〜「経験」という武器を捨てたとき、自分にはどんな価値が残るか?

今、読んでおくべき本【随時更新】


企画書は、手描き一枚

ラジオ番組、はじめました!
ラジオ版『自分の仕事は、自分でつくる』

僕が今読んでいる『ニュータイプの時代』の中に、「経験の無価値化」というキーワードが出てきます。
これまでの時代は「積み上げてきた経験」がひとつの武器になっていましたが、環境が凄まじいスピードで変化していく今の時代は、“過去に蓄積した経験”がどんどん無価値になっていく…ということです。加えて、「過去に蓄積した経験に依存し続けようとする人は早急に人材価値を減損させる一方で、新しい環境から柔軟に学び続ける人が価値を生み出す」と書かれています。

 

僕はよく周囲の人から、(たぶん)“褒め言葉”の意味も含めて「飽きっぽい…」「すぐに新しいことをはじめたがる…」と言われます。
これは否定しようもなく、僕は前職の頃から、新しいプロジェクトを立ち上げては、本気で取り組み、成長させて、次の新しいプロジェクトを立ち上げる…ということを繰り返してきました。もちろん、継続的に、中長期的に展開できるプロジェクトとして、です。飽きたからやめるわけではありません。

 

同じ仕事=プロジェクトを熟(こな)れた状態で続けていても、楽しさを感じられなくなり、甘えも出てきてしまい、全力でアクセルを踏めなくなってしまうという理由からでもありますが、どちらかというと、常にその瞬間の自分の「経験」と「スキル」という武器を捨てて、次に時代が求める武器を手に入れ、変化に対応できる柔軟性を身につけながら、新しい価値を生み出せる自分であり続けるための行動です。

 

事実、ニッポン手仕事図鑑を立ち上げたときの僕は、「伝統工芸」という知識もゼロで、「動画」の経験もゼロ。それでもプロジェクトを立ち上げたのは、過去に蓄積した経験やスキルに依存したくなかったからです。結果、僕はそれまで積み上げてきた経験とスキルのほかに、新しい武器を手に入れることができました。その武器が今、新しい仕事をつくってくれています。ちなみに、ひとつ補足をしておくと、日本のものづくり、地方への想いが大前提にあるのは言うまでもありません。

 

それまでのキャリアの中で培ってきた武器を捨てたとき、自分にはどんな価値が残るか? 新たにどんな武器を持つべきか?
「今はもう、会社に依存できる時代ではない」とよく言われますが、「過去の自分(が積み上げてきた経験やスキル)に依存できる時代ではない」も、とても大事なことです。