自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

サザンオールスターズはデビュー当時、自分たちでラジオ局に電話をかけまくり、「勝手にシンドバット」をリクエストし続けた

今、ニッポン手仕事図鑑(と、僕が所属している株式会社ファストコムでも、人事や広報、経理を募集しています! 急募です!)では、新しいメンバーを募集しています。

 

社員がまだ5名もいなかった頃に、新規事業の予算もほとんどなく、それでも自費で地道に丁寧に育ててきたニッポン手仕事図鑑。ここからさらに、微力ながらも日本のものづくりの未来に貢献できるメディアになっていくためには、仲間の存在は不可欠。ちなみに正社員だけでなく、さまざまな関わり方で、全国に仲間を増やしていきたいと考えています。

 

「どんな人材を、求めていますか?」

 

採用活動をしていると、そんなことを聞かれる機会が増えます。
もちろん、スキルやキャラクターが大事であるのは言うまでもありませんが、僕は何よりも「執念がある人」を求めています。

 

何が何でも、職人さんの役に立ってみせる! という執念が持てる人。
何が何でも、地域の課題解決に貢献する! という執念が持てる人。
何が何でも、届けるべき人にメッセージを届ける! という執念が持てる人。

 

「執念」とか「根性」とか、今の時代には敬遠されやすい言葉ですが、僕はお金をもらい、誰かの課題解決に貢献し、結果を出すためには、「執念」や「根性」が必要不可欠だと思っています。もちろん、利他的な視点だけでなく、ここまでスキルアップしたい! 自分の日々の仕事を楽しくしたい! 人生をかけられる仕事をやりたい! という奇人的な目標も願っているだけではダメで、執念がないと叶わないものです。

 

あのサザンオールスターズもデビュー当時、自分たちであらゆるラジオ局に電話をかけまくり、「勝手にシンドバット」をリクエストし続けたそうです。これはエピソードのひとつに過ぎず、世の中の人が知らないサザンの“執念”がきっとある。

 

自分たちが生き残っていくために、そして、自分の仕事を通して誰かを笑顔にして、誰かの心を支えになるためにも、執念が必要。中途半端な気持ちでは結果は出ないし、逆にかかわらないほうがよかった…という結果になってしまうことさえある。だから僕は、自分自身にもメンバーにも執念を求めます。たとえ、時代遅れだと言われたとしても…。