自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

あなたはなぜ、仕事で大事なことを「覚えられない」「すぐ忘れる」のか?

今、読んでおくべき本【随時更新】


企画書は、手描き一枚

ラジオ番組、はじめました!
ラジオ版『自分の仕事は、自分でつくる』

代々木ゼミナールや東進ハイスクールで現代文の講師を勤められていた出口汪さんが雑誌『PRESIDENT』のインタビューの中で、こんなことをお話されていました。

『そもそも人は理解したものではないと記憶できません。理解せずに詰め込むと、面白くないうえにすぐに忘れる。実は、記憶力というのは論理力とほぼイコールなんです』


繰り返します。
「記憶力」は、「論理力」とほぼイコール。

 

僕の前職の頃の話をします。
当時の現場のトップだったYさんは凄まじいアウトプットをする人で、勉強会を兼ねたミーティングなどでは話せば話すほど、次々とアイデアとアドバイスが溢れ出てくる人でした。だから社員は、そのアウトプットについていくのが大変…。

 

そんなある日、同じ勉強会に参加していた社員に、こう言われました。
「大牧さんはたぶん、誰よりもYさんの話を覚えていて、お話されていたことを吸収している。でも、誰よりも“メモを取っていない”。なぜ、そんなことが?」

 

答えはとてもシンプルで、すべてを覚えようとせず、大事なポイントのみを『その場で選別して、理解しようとしていた』からです。

 

出口さんのインタビューでも書かれていましたが、すべての内容を覚えようとすると、覚えられないどころか、論理力も鍛えられず、当然記憶力も上がらない。すべてを覚えようと聞くのでなく、大事なポイントは何か? を考えながら耳を傾け、大事なポイントだけを理解しようと話を聞くことで、論理力と記憶力が高まります。

 

今日は大事なことを何度も繰り返しますが、すべてを覚えるのではなく、大事なポイントを見極めて、大事なポイントだけを理解し、吸収するのです。それこそが、記憶力=論理力を鍛える最善策。

 

そう、「覚えられない…」「すぐに忘れる…」という人は、決してあなたの頭が悪いのでなく、ただ聞き方が悪いだけなのです。



PRESIDENT|2020年1月30日号