自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

「ゴールテープを切る」ことの大切さ

僕がよく20代の人にする、ふたつの話。
ひとつは、20代よりも30代のほうが、(大げさでなく)数百倍面白くなるということ。そしてもうひとつは、20代の頃は同世代に大きな差をつけることが意外に難しいし、逆に相手の背中が見えなくなるくらいに離されることも少ないということ。

 

でも、そのあとに必ず付け足すのは、でも、30代になってから日々の仕事が全然楽しくなくなってしまう人もいるし、同世代と圧倒的な差をつけられてしまう人がどんどん増えてくるということ。

 

では、なぜそんな差ができてしまうのか?
もちろん、その要因はひとつではなく、さまざまな要因が複合的に、そして複雑に絡まり合ってはいると思います。

 

とは書きましたが…。
僕はひとつ、「これが要因としては大きい!」と思っていることがあります。それが、「ゴールテープを切った回数」。マラソンのように、具体的かつ立派なゴール(=目的地)を描ける人は多いし、それに向かって、絶好のスタートを切れる人も多いのですが…。

 

スタートを切ったら、一番大事なことはなんでしょうか?
そう、完走すること、です。

 

ただ残念なことに、完走できない人=ゴールテープを切れない人は多いし、冒頭の30代で差をつけられてしまう人のほとんどは、ゴールテープを切ったことがない。あるいは切った回数が少ないということが当てはまります。

 

マラソン大会に参加して、途中でリタイアしたA選手と、順位やタイムが悪くても走りきったB選手。A選手は得られなかったけど、B選手が得たものはなんでしょうか? ちょっと、想像してみてください。少なくても2〜3個、多い人は10個くらい挙げられると思います。そこで得られたもの、得られなかったものの差が、30代になったときの大きな差になるのです。