自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

相手が自分をどれだけ大事に思ってくれているか、判断するポイントは?

「相手が自分をどれだけ大事に思ってくれているか、判断するポイントは?」

 

僕が昨日購入した本、小池一夫さんの『自分のせいだと思わない。小池一夫の人間関係に執着しない233の言葉』の1ページに、こんな一文が載っていました(電車を乗り換えるまでの短い時間でジャケ買いした本なのですが、とても素敵な本でした!)。

 

小池さんはそのページの中で、高価なレストランや面白いイベントなど、立派な場所や楽しいところに連れて行ってくれたかどうかでなく、その人の「大事な人」を紹介されたかどうかで、あなたが相手に大事に思われているか? 信頼されているか? がわかる…と書かれていました。

 

これは僕自身が20代前半の頃から、上司や先輩たちにずっと言われてきたことでした。
そしてやっぱり、40代になった今の自分がはっきりと言えるのは、僕も当時の上司や先輩、そして小池一夫さんと同じように、自分の大事な人は、自分が大事だと思える人にしか紹介しようとは思わないということ。

 

僕は仕事のパートナーという関係を超えて、「人と人との関係」になれるかどうかを大事に考えながら、日々人と接し、仕事をしています。もちろん、「人と人との関係」になりたいと思える人であることが大前提。そうでない人に対して無理をしても、お互いに不幸ですから…。

 

仕事の相談や依頼をしてくれる。悩みを話してくれる。もちろん、それも信頼関係があるからこそ。
でも、本当の信頼関係が生まれたときには、お互いの大事な人を、お互いに紹介できるもの。だから、誰かが自分の大事な人を紹介してくれたときは、その相手の想いを、大事にしたいと思うのです。