「なぜ、充実した1年と自信を持って言える1年にできたのか?」
年末、2019年を振り返ってみたとき、そんな自問自答をしてみました(そう言える1年にできたのは、本当にありがたいです)。
なんだろうなぁ? と、悶々と考えることになると思いきや、意外と答えはすぐに出てきました。そして、その答えはとてもシンプルなものでした。
「あの人と、出会えたから」
スケジュールとsansan(*名刺管理ソフト)を眺めながら、今年どんな人と出会ったのか? を振り返ってみると、2019年、僕はたくさんの人と出会うことができました。
ニッポンものづくりフィルムアワードを開催したことで、憧れの松浦弥太郎さんを1時間、みっちりと話ができて、ほとんどお話はしませんでしたが、小山薫堂さんとも出会えた。その他にも、ニッポン手仕事図鑑に興味を持ち、一緒にプロジェクトを動かそう! と言ってくれた人もたくさんいたし、ニッポン手仕事図鑑で働きたい! と言ってくれる人も、たくさん会いに来てくれました。日本全国のさまざまな地域にも行かせていただき、そのたびに新しい出会いがありました。
優劣を付けるわけではありませんが、その中で特に、2019年の僕の心に、大きなインパクトを残してくれたた3人を挙げるなら…。
加藤浩次さんと、その加藤浩次さんを紹介してくれた兄貴分の映画プロデューサー、そして製硯師 青栁貴史さんのマネージャー。この3人です。多くは書きませんが、この3人は今までの僕の頭の中と心になかった“メッセージ”と“考え方”を届けてくれた。
「どんな本を読むかより、どんな人と出会うかを大事にしています」と、年末に出会った男性が、熱く話をしてくれました。僕も同じで、本が大好きでよく読みますが、でも大事にしているのは「どんな人と出会うか」です。
僕の2020年のキーワードは、『100』です。
自分の心に大きなインパクトを与えてくれる人、100人と出会い、100の新しい実験(=チャレンジ)をする。動いて動いて、化学反応を起こしたいと思います!