僕はブログでよく、「◯◯な人は、チャンスを手にできない!」という表現をしますが、「チャンスを逃す話だけじゃなく、まだスキルも実績もないけど、そんな僕が今できるチャンスのつかみ方を教えてよ!」という声が聞こえてきたような気がしたので、今日はチャンスのつかみ方について書いてみたいと思います。
結論から書くと、多くの人が「手を抜いてやる仕事」「面倒に感じる仕事」を、誰よりも全力で、必死に取り組んでみることです。
そういう仕事は、誰にでもできる“大した仕事でない”ように見えて、実はその仕事で結果を出している人が少なかったりする。成果、実績としては大きなものではなくても、成果を出した事例が少ないから、『目立つ』わけです。目立つと当然、チャンスが巡ってくる可能性が高くなる。そして、「手を抜いてやる仕事」「面倒に感じる仕事」に向き合ったという『信頼』も得られる。これが大きい。
さらに書くと、「手を抜いてやる仕事」「面倒に感じる仕事」を全力で取り組むとき、当然『モチベーションも維持』しなければならないし、より効果的に、生産的に…と、『工夫』も生まれる。
そう、『目立つ(=存在感)』『周囲からの信頼』『モチベーションを維持する方法』『工夫を生み出す発想力』と、『 』で囲った“4つ”の大事なことを、「手を抜いてやる仕事」「面倒に感じる仕事」を通して得ることができるのです。ちなみに僕は、「文字校正」という業務で、これらを得ました。
実力や実績があれば、チャンスは巡ってくる。でも、まだ実力や実績がなければ、「手を抜いてやる仕事」「面倒に感じる仕事」を全力で取り組んでみる。今もまだ、僕自身も大きな実績もなく、実力も発展途上ですが、さらに実力も実績もない20代の頃は、こうやってチャンスを手にしてきたのです。