「インプットして、終わり」にしない。
僕は日々、このことを強く意識しています。
たとえば、本を読んだり、講演会で話を聞いたり、展示会に行ったりしたときには必ず、その場で「次の行動」を決めるようにしています。
プレゼンの本を読んだら、「本を読み終わったら、いつもと違うこの方法で、スライドをつくってみよう!」とか、「講演会で覚えたテクニックを、明日の商談で使ってみよう!」という感じで、必ず次の行動を決めてしまうのです。
すべてのインプットは「次の行動のきっかけ」にしかすぎないし、次の行動を起こさない限り、そのインプットも価値がなくなってしまうと、個人的には思っているからです。異論もあると思いますが、僕はそう考えています。
人は油断をしてしまうと、「インプットして、“満足をして”、終わり」になってしまうものです。そして、結局インプットしたままにしてしまうことも多い…。
だからこそ、「“そのインプットの最中”に、次の行動を決めてしまう」というのは、個人的にはとても効果的な方法だと思っています。
この記事を書いているのは今日の朝で、これから『Skima信州』の編集長である信州さーもんさんと一緒に、長野県の大学生に講義をしてきます。
講義のあとも、懇親会という名のトークセッションもあると聞いているので、僕なりに精一杯の情報発信をしたいと思いますが、でも、僕らの話を聞いただけでは、まだ価値がない。
そう、“インプットした情報に価値が生まれるのは、次の行動を起こしたとき”なのです。そんなことを伝えたいと思いますが、忘れてしまいそうなので、ここに書き残しておきます。