つい1〜2ヶ月前のこと。
うちの会社のスタッフがオフィスの冷蔵庫にPOPを貼ったのですが、その内容はさておき、そこには“ある商品”のキャッチコピーが引用されていました。
その商品とは、皆さんお馴染みの『ボンド(コニシ株式会社)』。
引用されていたキャッチコピーは、『「物を大切に」100回言われるより、1回つくるほうが、身につく』でした。とてもシンプルで、力のあるコピーです。
今の時代はインプットが大事だと叫ばれ、でも、入ってくる情報は際限がない。新しい情報が次々と発信されるから、それを受け取ろうと必死になりすぎて、自分で自分を“無意識に”「100回言われて、1回もつくらない」状況に置いてしまう人がとても多いと感じています。
だから、意外と身に付いていない。わかったつもりになっていて、実は体に染み込んでいないので、その“言われてきた=教わってきた”ことが、実践に役立てられていないことが多い。そして、「あれ、どうして実践で結果を出せないんだろう? やっぱりまだ勉強が足りないんだ…」と、“1回のつくる”からまた遠ざかり、101回目の勉強をはじめてしまう…。
そう、1回の実践に勝るものはない。
先生に100回言ってもらうより、自分で1回やってみる。たとえば、ブログなんかも同じ。ブログ運営の本を10冊、20冊と読むよりも、5記事、10記事書いたほうが、知識も実力も圧倒的に身につきます。