自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「自己肯定感や忍耐力が高まる」「新しい出会いやチャンスが巡ってくる」以外に、ブログを5年間、毎日更新を続けてきて得られたもの

このブログの“毎日連続更新”をはじめて、今日で丸5年が経ちました。「文章を書く」ことについては(それだけではないのですが…)、なかなか長続きせずに三日坊主だった自分が、よく5年間、毎日書き続けることができたな、と。37歳から今日までの自分を素直に褒めてあげたいと思います。

 

「ブログを続けてよかったこと」については過去に何度も切り口を変えて書いていますが、改めて強く言いたいのは、ブログは絶対にやったほうがいいよ! ということ。毎日更新を続けてきた僕が今、自信を持って言えることです。

 

で、何がよかったのか? を挙げるとキリがないので、それらは過去の記事をあさっていただくとして、今日はあえて「自分のセンスに自信がない…」と口癖のようにつぶやいてしまう人に絞って、ブログの良さについて書いてみたいと思います。

 

センスとは、後天的なものだと医学的にも証明されています。
つまり、服のセンスがいい人は、たくさんの服や着こなしを見てきた人。料理のセンスがいい人は、たくさんの料理を食べて、調理方法を見てきた人。文章のセンスがいい人は、たくさんの本や雑誌を読んで、自分でも文章をたくさん書いてきた人。そう、一部の天才を除き、センスとは「経験と知識の積み重ね」でできている。平凡な才能しか持たない僕らがやるべきは、ライバルよりも多くの「経験と知識を積み重ねること」しかないのです。

 

そのために欠かせないのが、「アンテナの感度を高めること」と、いざ学ぼうとしたときに、「頭の中をからっぽにする(=脳のメモリを増やし、吸収力を上げる)こと」です。
でも、言うは易く行うは難しで、意識してもできることではありません。

 

そこで、“ブログ”です。

 

僕もブログをはじめる前は、アンテナの感度を上げよう! と意識しても、全然上がりませんでした。でも、毎日発信することを決めたあとは、とにかくネタがないと続けられないので、情報収集のためのアンテナの感度が重要になる。感度を上げようと思ってもなかなか上がらなかったことが、ブログを続けてきたことで自然と感度が上がってきました。今はたぶん、誰かと一緒に目の前で起きている出来事を眺めても、多くのことに気づける自信があります。それも、ブログのおかげ。

 

そしてもうひとつが、「頭の中をからっぽにするスキル」。
ブログを書き続けることで、思考を整理するスキル、情報を一旦脳みそから出すスキルが身につきます。だから、いざ「大事な企画を考えよう!」としたとき、頭の中をからっぽにして、その“企画のことだけに集中できる”ようになりました。これは本当に大きい。ブログをはじめる前にはできなかったことです。

 

長くなりそうなので、このあたりで締めますが、ブログは新しい出会いやチャンスが巡ってくるだけでなく、続けることによる自己肯定感や忍耐力が高まるだけでなく、さまざまなよい作用をもたらしてくれます。アウトプットを続けることって、とてつもなく大きな価値であり、財産なのです。