「教える」という行為は、改めて書くまでもなく、たくさんの学びと気付きを自分に与えてくれるものです。
昨日から毎年受け入れている産業能率大学のインターン生が来てくれているのですが、あれこれと積極的に質問をしてきてくれるので、それについて真剣に考え、答えていると、いろいろと学ばせてもらえることが多く…。毎年実感するのですが、このアウトプットは本当にありがたい。
今日も学生たちと話をしていて、「あ~、俺、結構この話をしているなぁ」と気づいたことがあったので、そのことについて書いてみたいと思います。
僕は仕事の大小を問わず、何か新しい仕事に着手しようとするとき、ほぼ無意識に「100点」と「80点」のゴールを描いていることに改めて気づきました。
どういうことか?
たとえば、何かのプロジェクトを動かしているとき、描いた100点の結果を全力で目指すのは言うまでもないのですが、頭の片隅にいつも「80点」をあげてもいい結果を用意しておくのです。そうすると、もし100点を目指すことが難しくなったとき、すぐに軌道修正ができるので、行動が止まってしまうことがなくなるわけです。このときに「80点」のゴールを描いておかないと、「ヤバい…、どうしよう…」とパニックになったり、落ち込んだりして、行動が止まってしまう…。そう、止まることで、もっと結果が出なくなる。
学生たちに話をしていて、「行動を止めないための考え方」として、結構いい考え方だなぁと思ったので、共有をさせていただきました。お試しあれ!