自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

自分の「強み」や「長所」がわからない人に贈る、荻原健司さんの言葉

昨日、渋野選手のパット練習の記事を書いているとき、ふと「弱点を克服すると、それが一番の武器になる」という言葉を思い出しました。これは「キングオブスキー」と呼ばれた、ノルディック複合の荻原健司さんの言葉です。

 

「確かこのブログでも、荻原さんの言葉をネタに、何度か記事を書いた記憶が…」と思い、過去記事を検索してみると、3~4年前に「文章が苦手な人」「自分の強みがないと嘆いている人」「天職がわからない人」に向けて3回記事を書いていたので、今日はそれらの記事を紹介したいと思います。

 

僕は基本、弱点や短所を克服するより、強みや長所を伸ばしていくという考え方ですが、「強みや長所が、そもそも(見つから)ない…」という人も少なくありません。であれば1度、短所や弱点に目を向けて、克服することにチャレンジをしてみてもいいかと思います。そう、もしかすると、新しい強みが“生まれる”かもしれない。自分が伸ばすべきポイントもわからず、悶々としたまま行動が止まってしまうのは本当にもったいないので、そんな人の背中を、少しでも押せればいいな、と。

苦手な文章が、自分の「強み」になった人は、意外に多い

僕が知る限りでの話になりますが、「文章を書くこと」が苦手だった人が、いろいろな経験を積む中で「強み」に変わったという人は少なくありません。苦手意識と不得手を一緒にしてしまい、武器を持てない人は多いのです。

弱みを強みに変えるのは、「新しいやり方」だけ

「弱み」を「強み=武器」に変えるために不可欠なのは、荻原健司選手が「V字ジャンプ」を取り入れたように、今までのやり方や方法論に固執せず、新しいやり方、新しい形を貪欲に試してみること。そして、もうひとつは…。

天職もまた、後天的なものである

「センスは知識の積み重ねで、後天的なもの」と、(間違っていたら申し訳ないのですが…)脳研究者の池谷裕二さんがおっしゃっていたました。自分の強みもそれと同じで、弱点が弱点のままであるか、強みになるか。僕は後天的なものだと思うのです。


「自分の苦手を克服すれば、それが一番の武器になる」
正直、自分の弱点や苦手なことが「武器」になるかどうかは、やってみないとわからないことです。だからこそ、自分を信じて、やるしかない。シンプルですが、ここに挑戦することでしか、道は拓けないのです。