『習慣を変えれば人生が変わる』という本がありますが、もし人生を、そして日々の仕事の充実度を変えたければ、今までの“自分の当たり前”だった習慣(=行動や思考)を捨てて、柔軟に変化をしていかないと、よく変わるどころか、どんどん取り残されていってしまう時代です。そう、人生は勝手には好転してくれない…。
と、そんな話をすると、「簡単には、習慣なんて変えられない…」という人がいます。
それ、すごくよくわかります。
僕も今でこそ、周囲の人から今までの習慣をパパっと捨てて(変えて)、新しいことをどんどん取り入れることができる人だと評価していただくこともありますが、実は小心者のうえに、保守的なところもあるので、なかなか今までの自分の習慣を捨てることができない時代もありました。
では、どうしたか?
少しずつ、小さいところから自分の習慣を変えて、「自分の習慣を変えること」に慣れていったのです。
今、このブログを読んでいる皆さんにもきっと、「いつもの」があると思います。
「いつものお店」「いつものメニュー」「いつもの通勤路(通学路)」「いつもの番組」「いつもの暇つぶし」「いつもの服装」などなど…。そんな「いつもの」を、ひとつひとつ捨てていく。それに慣れてくると、習慣を変えていくことの難易度が少しずつ下がってくる。結果、新しい行動に積極的になれて、新しいモノやコトを取り入れられるようにもなる。
もちろん、捨てたくないものまで、捨てる必要はないのです。そこまでこだわりのない「いつもの」をひとつ、まはひとつと捨ててみることで、考え方も行動も変わって、変わることが怖くなくなり、変わることが楽しくなってくる。その結果、人生はきっと、今までよりも楽しくなってくるはずです。