自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

自分で選んだ道を後悔したくないなら、その道が正解だと“思い込む”しかない

自分がこれから進む道に対して、ふと不安がよぎる…。進むことが怖くなる…。そんなとき、僕の頭の中に“条件反射的”に浮かんでくる言葉があります。

 

「どの道を選ぶかでなく、選んだ道でどう生きる(頑張る)か」

 

選んだ道が正解か、あるいはベストであるかどうかなんて、人生は同時進行で別の道を行けないのだから、誰にもわかりません。だったら、選んだ道について「これでよかったのかな?」と迷い、悩み続けるのでなく、決めた道が正解だと信じて、早く1歩目を踏み出したほうがいいに決まっている。そう思える(思い込める)ようになってから、僕は自然と仕事がうまく回りはじめました。

 

一昨日アップした記事を書いているとき、「どの道を選ぶかでなく〜」というフレーズを、無意識にキーボードで打っていました。「あれ、なんか久々に使った気がするなぁ」と思い、さかのぼって調べてみると、過去に5回、このブログでこのフレーズを使っていたことがわかったのですが、どの記事も“小さな気づき”を与えてくれる記事だったので、今日はそれらの記事を紹介してみたいと思います。

決断するスピードと勇気が、後悔を打ち消してくれる

結論から書くと、選んだ道を後悔しない人たちに共通して言えるのが、「決めること」と「動くこと」を徹底しているということ。そう、選んだ道を正解だと根拠もなく信じ込んで、動ける人。たとえ結果が出なかったとしても、後悔せず、「いい経験ができた」と言える人は、早く決めて、早く動いた人なのです。

ライバルに勝つ人は、行動する時間が長い人

答えが出ないことを迷い続けるのでなく、答えが出ないことだからこそ、早く次の一歩を踏み出そうとする人が、成長する伸びしろがある人=現時点での自分の力を、最大限に発揮できる人です。以下は約3年前の記事ですが、今でも成長する学生は、この考え方を持っていると実感することが多いです。

今すぐ決める人が、チャンスを掴む

「29日間考え続けて、1日だけ動いた30日間」と、「1日考えて、29日間、とにかく動き続けた30日間」では、一見前者のほうが「仕事が“できるように”見える」ことがあるのですが、結果を出すのは、いつも後者だったりする。判断は先送りにせず、決断はスピーディに。

本当の意味での「安定」はどこにあるか?

つぶれない会社に入ろうとするよりも、会社がつぶれても“別の会社から声がかかる自分”でいることが、本当の安定です。そんな自分になるためには、どんな企業を選べばいいのか? 僕はいつも、業績や規模ではなく、“ここ”を見て、企業を決めてきました。

ピンチやチャンスのとき、どんな言葉が思い浮かぶ?

「自分の背中を押してくれる言葉」とは、どこかに書いておかないと忘れてしまうような言葉でなく、ピンチやチャンスのとき、突然頭の中に“現れてくる”言葉です。その言葉の数だけ、人は強くなれるし、チャンスに向かう勇気が持てたりするものです。

置かれた場所から、次の道を進む勇気を

置かれた場所で全力を尽くすことも大事ですが、どんなに実力があっても、その環境との相性が悪く、力を発揮できないときがある。そんなときは、新しい道を進む勇気を持つことが大事。選んだ道でどう頑張ってもダメなときは、次の道を選び、また全力を尽くそう! とスピーディに決断することも、大事なことなのです。


過去の記事を眺めていて「面白いなぁ」と思ったのは、ブログの毎日連続更新をはじめた2014年10月から、2015年、2016年と「どの道を選ぶかでなく〜」というフレーズを使っているのですが、2017年、2018年は使っていないということ。

 

今振り返ってみると、2015年から2年は、選んだ道に迷いがあり、その道を進むことが怖かったような気がします。だからこそ、あえてこの言葉を使うことで、この言葉に背中を押してもらっていた。自分がどんな気持ちで、そのとき道を歩いていたか? 自分の中でどんな言葉が大切なのか? そんな記録が残せることも、ブログ(weblog =ウェブ上の記録)を書き続ける価値なんだなぁと、改めて思いました。