自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

「忘筌」を忘れると、「呆然」とする未来がやってくる

「忘筌(ぼうぜん)」という言葉を知っていますか?
「筌」とは、魚を獲る道具のことで、「魚を得たら、その道具のことは忘れなさい」という意味です。わかりやすく書くと、道具ばかりに囚われていると、肝心の魚が逃げていってしまう…という意味になります。

 

たとえば、僕らの映像制作を例に挙げると…。
お金を出してくれているクライアントが抱えている課題を解決し、満足してもらえる映像を制作することをミッションとしています。もちろん、より満足していただくために、過去の自分たちのアウトプットも超えていかなければならない…。そのためには、道具(=カメラや周辺機器、編集ソフトなど)はとても大事で、僕らもそれらの道具のおかげで、高く評価してもらえる映像を世に送り出せているのは事実です。

 

そう、道具は大事。
でも、道具に囚われてしまい、“落ちていく”クリエイターは少なくない…。

 

事実、その機材を使いこなすことに一生懸命になり、機材のパフォーマンスを最大限に発揮することに夢中になってしまう人は多い。結果、クライアントのために、被写体のために、という意識が少しずつ薄れていき、つくり手の自分が満足するものを…という意識が、無意識に、無自覚に強くなっていく…。怖いことです。

 

道具は、自分のパフォーマンスを上げたり、可能性を広げてくれたり、結果を出す手助けをしてくれる最高の相棒になりえるものです。でも同様に、自分の信頼や可能性を奪う存在であることも、忘れていけません。それを意識しておかないと、肝心の“魚”は逃げていくからです。
今日のタイトルをダジャレのようにしてみましたが、「忘筌」を忘れてしまうと、「呆然」とする未来が、本当に待っているのです。

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