埼玉県秩父市のローカルメディア『ちちぶる』の編集長をされていて、最近では『つたゑシル』というフェスを開催されたり、箕輪編集室の中心人物としても活躍されている浅見裕さんが、ツイッターでこのような記事を書かれていました。
昨年行ったフェス「つたゑシル」の集客方法について「何が効いたんですか?」って聞かれたんですが、「どれが効いた」のではなく「全部やったから効いた」と答えた。効率いいものを一つやっても意味ない。できることを全部効率よくやって、初めて成果が出た。
これは本当にそのとおりで、今は情報が溢れているからか、「きっと、“最短ルート”で行ける方法があるはず!」と、多くの人が“無意識に楽をしよう”として、たったひとつの効率のいい手段を探そうとする傾向にあります。でも、肌感覚でビジネスを学んできた人は、浅見さんのように「できることを」「全部」「効率よく」行動することが何よりも大事で、それこそが“最短ルート”であることを知っています。
以前、『倒産しそうな会社の兆候、知りたいですか?』という記事を書いて、共感の声も、否定の声もたくさんいただきましたが、あえてもうひとつ、倒産しそうな会社の傾向を挙げるとしたら、経営者が「たったひとつの効率のいい手段」“ばかり”を探そうとしている会社です。
「どれが(何が)効きますか?」
「このやり方で、うまくいきますか?」
それだけやっても意味のない、たったひとつの方法を探し、やってみなければわからないことに対して、「うまくいくか?」と考え続けて、結局行動が遅くなったり、行動しなかったりする…。そんな経営者の企業がうまくいくはずはありません。
これは経営者だけでなく、ひとりのビジネスマンも同じ。
「効率いいもの」をひとつやっても、意味がないのです。地道に、丁寧に、できることを全部、やっていくしかないのです。そう、成果を出している人は、みんなそれを知っているのです。
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