自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「5分間やること」を見つけた人が、“やる気”を制する

「なかなか作業(仕事や勉強)がはじめられない…。やる気が出ない…」と悩んでいる人に対して、「何よりもまず、はじめてみることが大事!」と、一見矛盾に聞こえてしまうようなアドバイスをする人がいます。

 

でも、知っている方も多いと思いますが、これは正しい。

 

やる気が出ないときこそ、まずは手を動かしてみることで、「作業興奮」と呼ばれる状態になり、やる気が出てきます。
事実、「側坐核」という脳の部位の神経細胞が活発になり、海馬などに信号を送り、脳の調子が上がる=やる気が出ることは、脳科学でも証明されているそうです。そして、その「側坐核」のやる気のスイッチを入れるために必要な時間は、たったの5分。そう、とにかくまず5分間、手を動かすことができれば、やる気が出てくる。

 

「5分間やること」を見つけた人が、“やる気”を制する。

 

では、どんなことがいいか?
僕のオススメは、「写経」です。

 

読んでいて気持ちのいい文章をプリントアウトして(または、雑誌などから切り抜いて)おき、それを見ながら、キーボードをパチパチと叩く。5分を待たずに、少しずつ脳のエンジンがかかってきます。そして、脳のアイドリングが終わったら、そのまま企画書のファイルを開いて、書きはじめたりするわけです。

 

以前、別の記事で文章力を磨くトレーニングとして、「写経」について書いたことがありましたが、この方法だと文章力も磨けて、しかもお気に入りの文章は読んでいて気分もよくなるので、一石三鳥なのです。

 

最後に、まとめを。
やる気は勝手に湧いてくるものでなく、自分でつくるもの。写経ではなくても、とにかく5分間、手を動かすことで、作業興奮の状態に持っていくことができます。あなたは最初の5分、なにをやりますか?
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