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僕が「自分の教科書」をつくった理由 〜最大限に成長するための学びは、本の中ではなく、いつだって現場にある〜

僕は、特に若い頃は、本をたくさん読むことを推奨しています。それは、スキルアップのためのビジネス書はもちろん、表現力を鍛えるための雑誌、想像力を鍛えるための小説も含めて。とにかく若い頃は、本を読んだほうがいいと考えています。年齢を重ねても本は読むべきだと思いますが、どちらかというと、30代、40代は、アウトプットのフェーズに入ったほうがいい。もちろん、インプットも続けつつ、です。

 

というわけで今日は、「学びのために、本を読むこと」について。

 

僕は一時期、「企画」をテーマにした本を、狂ったように読んでいました。でも、ある時期を境いに、パタッと読むことを止めました。なぜか?

 

わかりづらい例えになりますが…。
国語を学びたいのに、社会の教科書を読んでいるような…。小学3年生が、小学5年生の教科書を読んでいるような…。「あぁ、今読むべきは、この本じゃないな…」と、そんな違和感を感じたのです。その1冊の本を読んだことによる学びは当然ありますが、僕が今、働いている環境、自分が置かれている立場、現状のスキルでは、その本に書いてあることを生かせない。成長につなげられない、と。そう思ったのです。

 

だから、「自分の教科書」をつくりました。

 

自分が今、最大限に成長するための学びは、本の中ではなく、いつだって現場にある。だから、その現場から学べること、そして、その現場でもっとも活躍している人に話を聞いて、学ばせてもらったことをまとめた「自分の教科書」をつくったのです。結果、どんな名著と呼ばれるビジネス書よりも、当時の自分の成長を促してくれる“1冊”になったと、断言できる教科書が出来上がりました。

 

どんな本にも、未来につながる学びはあります。それも、断言はできる。ただ、今の環境で生かせる学びがあるか、今の自分の成長や結果にスピーディにつながるかは、話は別。
繰り返しになりますが、最大限に成長するための学びは、本の中ではなく、いつだって現場にある。今、あなたがいる現場にある。小さなことをすくい上げて、自分の教科書をつくってみてください。信じられないような学びや成長が、きっとあるはずですから。
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