憧れの人がいる。
目指したい人がいる。
とても素敵なことです。自分よりも1歩、いや、2歩、3歩と、先を歩いている人に注目するだけで、学べることがたくさんあるし、「自分も、もっとできるかも!」と、モチベーションも上がってきたりするものですから。
でも、ここで気をつけなければならないことがあります。
強い憧れがあって、自分の3歩先を歩いている人と、同じことを真似してやる人がいるのです。
これは間違い。
同じことをやったって、同じようにうまくいくはずはない。憧れのあの人には、3歩前から歩いてきた“プロセス”があるからこそ、“今できること”がある。その3歩を省略したあなたが同じことを真似してやっても、残酷な言葉選びをすれば、成果も出せず、成長もできずに、ただの時間の無駄で終わる可能性が高い。
大切なのは、憧れのあの人がその3歩前、何をやっていたか? を、想像すること。そして、それを愚直に実践してみること。想像できなかったら? そのときは、直接本人に聞けばいいのです。
「そんなこと、教えてくれるかな?」
そう思った人もいるかもしれませんが、あなたが憧れる人ですから、きっと教えてくれます。それは、人間ができている人だから…というきれいなものでなく、「教えること」で、自分がまた1歩、2歩と、進んでいけることを知っているから。そう、教える人が、一番得るものが大きい。だからどんどん、聞いてみたらいいと思うのです。「あなたは“今から3歩前”、何をやっていましたか? 僕も同じように、歩んでみたいのです」と。
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