自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

結果を出している人は、いつも顔を上げている

ある日の社内会議でのこと。
僕は開始早々、会議に参加していた十数名のスタッフに対して、「顔を上げて、発言する人の顔を見ましょう」と伝えました。とても大事な話をしていたのですが、話は聞いていたものの、パソコンやノートに何かメモをするでもなく、ただただ目線を下に落としていたからです。スタッフの中にはその指摘をされて、「ちゃんと話は聞いているんだから、そんな小さなこと、どうでもよくない?」と思った人もいたかもしれません。

 

でも僕は、どうでもよくないし、小さなことではないと思っています。
理由はふたつあります。

 

ひとつ目はシンプルに、「印象がよくない」からです。
皆さんも伝える側で1度は経験をしたことがあると思いますが、こちらの目を見て、話を真剣に聞いてくれている人に対しては、「もっと役に立つ話をしてあげよう!」という気持ちになります。逆に目を伏せて、表情に覇気がない人に対しては、話す意欲も減退する。相手に与える印象によって、話の内容が変わるのはもちろん、「こういう人に仕事を任せたいな」「応援してあげたい」という気持ちにも差が出ます。そう、聞く姿勢によって自分の印象は、簡単に良くも悪くも変化するのです。

 

そして、もっと重要なのは、「入ってくる情報の密度の違い」です。
「目は口ほどに物を言う」という言葉がありますが、相手の目を見ながら話を聞いていると、相手の目が「ここは熱く語っているよ」と、特に重要なメッセージのポイントを教えてくれたり、声だけ聞くと自信満々に語っているように聞こえても、「ここに少し不安があるよ」といった“情報”を聞き手に届けてくれます。

 

言うまでもなく、視線をテーブルに落とし、声だけを聞いている人と、目からも情報を得ている人とでは、同じ時間を過ごしていても、得ている情報の量も質も、天と地ほどの差があります。当然、次の行動も変わり、出せる結果も変わります。そう、目からの情報は、とても大事なのです。なので、目を見ないなんて、ありえないのです。

 

以上が、僕が「顔を上げて、発言する人の顔を見ましょう」と伝えた理由でした。小さなことに聞こえるかもしれませんが、とても大事なことなのです。
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