今日は素敵な本を1冊、ご紹介をさせていただきます。
2014年に発刊されたとき、このブログでも何度か紹介をさせていただき、後輩たちにもオススメしていた良書『大人らしさって何だろう。』。その本の男性向けバージョン的な1冊、『超一流のVIPたちに教わった 世界で通じる至高の作法(大網理紗著)』が、先日発売されました。
で、決して自慢話でなく、だからと言って紹介するわけでもないのですが…。
超一流のVIPでもなく、世界で戦う作法など、これっぽっちも身につけていませんが、わたしもほんの少しだけ登場しております。
わたしがニッポン手仕事図鑑を立ち上げるきっかけとなった、あるひとつのエピソードを例として取り上げ、“小さなきっかけに目を向けられることが大切さ”について、著者の大網さんは書かれています。そして、最後にまとめてとして…、
ほかの人が「そんなこと?」と思わず見落としてしまいそうなことに目を向けられる人が、長い目で見れば成功できる
と、書かれています。
そう、確かにみんなが「そんなことに?」と、“軽視してしまいがちなこと”に目を向けることで、ビジネスチャンスが生まれることは多い。
今流行の仮想通貨なんかの大きな波に乗るのもひとつかもしれませんが、みんながスルーして、他人事にしてしまいがちな「そんなこと」に目を向けてみると、自分らしく働ける仕事を見つけることができるかもしれません。昨日までの自分が「そんなこと」と思っていたことを、ちょっと思い出して、何かできないだろうか? と考えてみると、「あれっ、もしかして…」というような新しい気付きがあるかもしれません。
自分が登場しているからオススメするのではなく、『大人らしさって何だろう。』よりも、ビジネスシーンで実践的かつ即効性のある考え方&作法を教えてくれる本です。これから新社会人になる人は、読んでおいて損はない1冊だと思います。